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<秋田駅・・外は雨>
 秋田竿燈まつりは、真夏の病魔や邪気を払う、「ねぶり流し」行事として宝暦年間にはその原型となるものが出来ていたといわれている。
 現在残っている1789年(寛政元年)津村淙庵の紀行文「雪の降る道」で、陰暦の7月6日に行われたねぶりながしが紹介されている。すでに秋田独自の風俗として伝えられて、長い竿を十文字に構え、それに灯火を数多く付けて、太鼓を打ちながら町を練り歩き、その灯火は二丁、三丁にも及ぶ、と記載されている。
 昼の青空をバックにした「昼竿燈」、体育館の中で行われる演技を競う「妙技会」、そして、定番の「夜竿燈」が開催されるはずであったが、台風の余波を受けて、雨、そして風の影響で、室内で行われる「妙技会」以外は、中止になってもしかたない・・そんな天候であった。

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