Aya’s Camera

〜一眼レフカメラ編〜


FUJICA ST-801

TTL開放測光 35mm一眼レフカメラ 
LENS MAUNT: M42マウント
シャッター: 横走り布幕フォーカルプレーンシャッター
シャッター速度:B・8〜1/2000(Xは1/60)
露出制御: SPD開放測光マニュアル露出
ファインダー ピントグラス:スプリットイメージ式
焦点調整: マニュアルフォーカス
フィルム巻上げ:レバー式 (小刻み巻き上げ不可)
巻戻し:クランク式
電源/電池: 4LR44×1個
BODY SIZE: 134×92×52mm

 特徴:1972年発売の本機の特徴は、露出計のSPD受光素子と7点LEDで表示(いずれかが点灯・・精密測定とフジでは述べている)。M42レンズ使用では、1/2000のシャッター、そして搭載レンズのEBCフジノンレンズはないかと思う。

 
亜哉のレストア報告
 入手した時は、こんなの初めて〜って感じで、底蓋がガムテープで貼ってあるカメラでした・・笑。
 レンズは放射状のカビが前玉と中玉の間にびっしり、あとは汚れだらけで・・・でもキズはありませんでした。
 恐る恐るガムテープを外すと、底蓋を固定してあるビスが欠品・・これは手元にあったビスで固定、ガムテープを取り去り、ボディの清掃、モルトを張り替え、レンズは、オキシフルでカビ清掃、露出計は、問題なし・・ってことは、レストア完了・・笑。

 今から30年前の私の青年期、カメラ店のおっちゃんから、「あんたの写真は立体感がないね。フジのレンズを使うか、オレンジフィルターを使うかだなぁ」なんて言われて、ずっと気にかかっていました(こういうのトラウマっていうんだね)
 そんなワケで、いつかフジノンを使ってやる〜と思っていましたが、あたしゃーペンタックスSPFとSMCタクマーの50mmF1.4を使い続け(なにせ貧乏所帯だったので・・爆)、30年過ぎれば、スクリュウーマウント、プラチクカマウントなんていう呼び名も死語の世界・・ それでも、コシナからベッサフレックスTMなんていうM42マウントカメラがでたり、デジイチでは、ペンタックスからK100Dなんていう手ぶれ補正付きで、アダプターを付けてM42レンズが使えたり注目される要因の一つになったんでしょうねぇ
 某オークションで、レンズ単品を・・・なんでこんなに高いの・・一時期見向きもされなかったのに〜・・・それじゃ、ジャンクカメラでレンズ付きを探そうと・・あっこれなら良さそうでガムテープカメラを入手したしだいです・・・爆。
 もちろん、ベッサフレックスにも問題なく使えますし、K100Dにもアタ゜プターを介してこのレンズは使えました。


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