Aya’s Camera

〜二眼レフカメラ編〜

MEOPTA FLEXARET U

  

右側は、まき上げノブのみ
シャッターはPRONTOR-SVS

左側は、裏蓋開放ボタンのみ

造りは、雑ではない。 レンズは、MEOPTA MIRAR U80mm F3.5、綺麗なレンズである  フィルム枚数は、赤窓から見る赤窓式。
MEOPTAの社名は、スポーツファインダーに付いている。 ブレッシャープレート(フィルム圧板)は、しっかりして、フィルムの平面性を保っている フィルム室の遮光板はない。内面反射対策は、塗装のみである。植毛紙を貼れば問題はないと思う。
スポーツファインダーを開けたところだが、私は使ったことがない ピント調整用レバーは、5a型のようにボディからはみ出さない。 VMX切替レバー「V」がセルフタイマーである。
テイクレンズ: MEOPTA MIRAR U  80mm  F3.5
ビューレンズ: MEOPTA ANSTIGMAT  80mm F3.0 
シャッター: PRONTER-SVS (B.1/1. 1/2. 1/5. 1/25. 1/50. 1/100. 1/300)
焦点調節: 前板繰り出し式
フィルム送り: 赤窓式 ノブ式
セルフタイマー: あり
セルフコッキング: なし
二重撮影防止装置: なし
<<フレクサレットの感想>>

 今回入手したのは、チェコスロバキア生まれのフレクサレットであるが、U型である。前回入手したのがX型なので、古い型になる。赤窓式のU型、クランク巻き上げのV型、そしてW型・X型で完成していくようである。
 Z型もあるが、新しければ優れているかといえばそうではない。チェコの歴史に原因があるようであるが、Z型以降は、買わない、レストアしない。というのが賢明であるといい切る人もいるくらいである。メンテナンスを考えた場合、写真を写す最低限のレンズ・シャッター・絞り・巻き上げ・巻き戻しが正常であれば、基本的には、他の、セルフコッキングがどうだの、二重撮影防止がどうだとか、オートマットがどうのということは、付加価値みたいなものだと私は考えている。その点、赤窓式は、自分で直せるからシンプルで好きなのである。
 化粧品で塗り固めて、コロンの匂いを振りまいて、ピチピチのボディラインを見せる女性は、確かに男心を刺激するが、基本的な、性格が悪ければ、1回つきあっておしまいなのである。やはりフレクサレットも同じなのかもしれない。(でも、こういう女性も好きです←どうでもいいってことかな?)
 では、赤窓式だけで、選んだのかというと、それは違う。要は、レンズである。フレクサレットのレンズは、V型あたりまで、本機と同じミラールが付いているようである。そしてW型以降がベラーなのである。当然にも、クランク巻き上げのV型も・・メンテを考えるとパスだ。
 ベラーの優秀さは体験済みである。トーンの出方も、コントラストも出てくれる。しかし、ベラーよりも中間階調を出してくれそうなのが、このミラールを搭載したU型なのである。 

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