FUJICA PICPAL
LENS: FUJINON 40mm F 8 (3群3枚) シャッター: 1/125 単速 ファインダー: 逆カリレオ式 焦点調節: 固定焦点 フィルム装填: ノブ巻き上げ 巻き上げ: クランク式 ストロボ電池: 単三乾電池×2 SIZE: 127×74×48(単位mm) 特徴: 1982年発売で12500円、写りそうにない姿・・ちょっと高いんじゃないの?と当時なら思ったのかもしれない。 暗くなったらストロボスイッチを入れて、ランプが点灯したらシャッターを押す。ただこれだけの機能です。赤がとってもカワイイ・・これは、好みの問題だけど、他に黒、青、アイボリーがあった・・・レンズは、3枚玉・・・。このレンズが良いのだが、PICPAL2と比較するとこのレンズの機能を活かし切れていないのが本機、初代のPICPALといわざるを得ない。 亜哉のレストア報告:ストロボレンズの隙間にお菓子のクズが入って黴びていたり・・笑。外観の汚れ、キズの他は問題なし 押せば写る式のコンパクト機の場合、露出制御がどう行われるかが基本設計のファクターのようだ。レンズの明るさ、シャッター速度、絞り、フィルム感度が決まれば、被写界深度が決まる。 被写界深度がどこにくるかによって、近景に強いとか、無限遠まで写るという結果が付いている。もちろんコスト面やレンズ設計で単純ではないのだが、一般論で言えば、コンパクト機で一番多く撮る被写体は何か・・というメーカーの思惑とユーザーの思惑が一致しないと、風景はいいけれど、お友達をとったら、ちょっとボケたような感じ~となってしまうのある。被写界深度の妥協点をどこに見つけるか?それがカメラメーカーの苦労だったのかもしれない。 それを最大限に引き出すのには、シャッター速度、絞りを変えなければ、ピント調整であり、PICPAL2誕生だったのかもしれない。 試写結果は、このレンズ描写は良い~。PICPAL2が欲しい~・・笑。 <宮城野区蒲生海岸 ACROS / D76> |