Aya’s Camera
〜中判カメラ編〜

FUJICA-SIX

6x6判 スプリングカメラ
LENS: FUJI PHOTO FILM CO. FUJINAR  75mm  F=3.5
シャッター:RECTUS (B.  1〜 1/300)
焦点調節:全群直進式ヘリコイド目測式、フィート表示
ファインダー:ガリレオ式
フィルム巻き上げ:ノブ式 赤窓式
セルフタイマー:あり
セルフコッキング:なし
収納SIZE :220x98x47mm (単位mm)

 特徴:好みによるかもしれないが、軍艦部の独特の流線型のフォルムが本機の特徴である。なめくじのような・・と形容してもいいかもしれない(笑)。蛇腹機というと薄っぺらなイメージがあるが、本機と同社のSUPER FUJCA−SIXについては、重厚さが感じられる。
 フジカ最初のカメラが1948年(昭和23年)4月、ブローニー判ロールフィルムを使用する6×6判のスプリングカメラ「フジカシックスIA」であるが、フジカシックスIAから、1956年(昭和31年)までの間に、改良が加えられたということであるが、本機の誕生は、昭和23〜27年の間となる・・アバウトですいません(爆)、しかし、今日的に、メンテナンスを行っていれば使えるということは、機械式カメラの特徴であり、電子部品を使っているカメラと異なり、すばらしいことであると思う。

  
 亜哉のレストア報告:シャッター羽根粘り、ファンダー清掃、レンズ清掃、ジャバラは、少しくたびれているが当時のまま、穴あき等はない。   
               
 フジカ・マミヤ・コニカと、この時代のスブリングカメラは、使ってみて楽しい・・残念ながら、コニカのパールシリーズは持っていないが、コニカは、ヘキサノンレンズ搭載である。マミヤはセコール、そして社外品のオリンパスズイコー、レンズにひと味もふた味もある。
 なぜ、亜哉がブローニーを使うかは、フィルムフォーマットの情報量の多さである。そして、スプリングカメラの良さは、畳めば、ジャマにならないということである。使い勝手はどうか・・これは、スプリングカメラより、二眼レフ、二眼レフより、レンジファインダー機である。そして一眼レフ、そしてAF機となる。それでも、スプリングカメラを使いたいときがある。・・病気なのかなぁ?(笑)


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