Aya’s Camera

~コンパクトカメラ編~

NEW FUJICA COMPACT35 のアイボリー

セレン&メーターとも問題なく動作していましたがレンズ前玉の裏にカビがあり、モルトはボロボロでした。レンズプレートを外し、前玉を外してレンズ清掃、モルト張り替えで、レストア完了


NEW FUJICA COMPACT35

LENS: FUJINON 1:2.8 38mm
シャッター: SEIKO LA (プログラムシャッター)AUTO専用
フィルター径: 30.5mm
ファインダー:採光式ブライトフレーム
露出計電源:セレン光電池
ピント調節:前玉回転式・目測・ゾーンフォーカス
SIZE:121×74.5×58(単位mm)

 特徴:半モナカ構造のレストアしやすいカメラ。セイコー社LAシャッター搭載のためAUTO専用(セレンが死んでいたら使えない)AUTOは、ISO(ASA)200まで、ピント調節は前玉回転式、レンズ分解時は注意。適度な重量で使い易い
 亜哉のレストア報告:ジャンク品は、セレン経年劣化・メーター不良というものが多いが露出計メーター部に異物介在やセレンのリード線腐蝕なと、セレンの完全な劣化は少ない。多いのはシャッター・絞り羽根の固着でリンク調整で復活する。レンズ汚れ、ファインダー汚れ、各部清掃、ジャンクからの部品流用でレストア完了
 コンパクト35シリーズの二作目、コンパクト35より軽量化が計られている。各部品はこのシリーズで共用できる。また露出計メーターはFUJICA HALFにも共用できる。好みの問題もあるが写りは独特(亜哉は好きだが、ドキッというほどではない。どちらかと言えばFujicaらしくない描写というか、Fujicaの中では最低の写り・・あくまで主観)部品ひとつひとつがしっかりしているのも、このシリーズ共通の特徴。写りに対して価格が安い。ジャンクを買ってもすぐ直るものが多い。このシリーズの場合完全なジャンクを探す方が難しいかも?
 

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