Aya’s Camera

〜4×6.5ベスト判カメラ〜

Franz Kochmann
Korelle-strut-folding convertible typeの亜種?

ベスト判(4×6.5)クラップカメラ 
LENS : Carl Zeiss Jena Tessar 75mm F2.8
シャッター: Compur
シャッター速度:T.B. 1/1 1/2 1/5. 1/10. 1/25. 1/50 . 1/100. 1/250
ファインダー: ※ガリレオ式、
焦点調整: 前群回転式 目測メートル表示
フィルム巻上げ:赤窓ノブ式
セルフタイマー:なし
SIZE: 133×98×67mm 

 
 特徴:1930年代にドイツのコッホマン社で作られた、127ベスト判ロールフィルムを使う4×6.5フォーマット8枚撮りのコレレですが、タイプ名は、判りません。腕木は4本、コレレ−Pと思ったのですが、Pとも違うようです。単純に、コレレ4×6.5などという名前かもしれないが・・そう、単純でもなさそうにも思います??・・笑。レンズは、カール・ツァイス・イエナ75mmテッサーf2.8が付いています。ちなみにコレレ−Pは、テッサー75mm/f3.8のようで・・と書きましたが。私の大判の師匠、古典カメラに詳しい610さんから、情報が寄せられましたので追記いたします。『「127判ですと、4×6.5cmの(strut-folding convertible type)だそうです。c-1930-127フイルム。ただし”3-in-1"と言われる理由はロールフイルム、シートフイルム、フィルムパックのチェンジが出来る構造とあります。それとレンズはラジオナーf:3.5 クセナーf:2.8。写真で見るとコンパーチブルではなさそうですね。同じ時期にいろんな物をごちゃ混ぜに作ったか?ちなみにコンパーチブルタイプはアメリカのバイヤーのために作って出荷していたようです」

 このように、たためば、133×53×67mmの大きさになる。

 ボディに対して、レンズが大きい。もっと大きなフォーマットでもいけそうだ。裏蓋を開けた状態、イメージサークルは、もっと大きいはずである。レンズの美味しいところを切り取っている感じの描写なのかもしれない。 

 亜哉のレストア報告:特になし・・試写してから・・結果が全て・笑。ファインダーが真四角なので、後付けされたものかもしれないが・・レンズに拭き傷が若干あるが前玉なので、影響はなさそうだ。

 同じJFCメンバーのNewlonさんから、譲っていただいた。カメラは増やさないゾ・・と思っても、ベスト判カメラを見るとグラッとくる。
 そういえば、パーレットもいいなぁ・・などと、病気のネタはつきない。試写したら、またUPしたい。


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