Nikon FG TTL重点測光 35mmマルチモードAE一眼レフカメラ LENS MAUNT: ニコンFマウント シャッター: 縦走りメタルフォーカルプレーンシャッター(SEIKO MFC) シャッター速度:P(プログラム)AE・A(絞り優先)AE・マニュアル 1~1/1000秒・メカニカル、 B、M90(1/90秒) 露出制御: TTL中央部重点瞬間絞り込み測光 露出補正:+2EV~-2EV補正可 ストロボ:TTL自動調光 ファインダー::スプリットマイクロ式(Kスクリーン) 焦点調整:マニュアルフォーカス フィルム巻上げ:中折れ式レバー(予備角なし) 小刻み巻き上げ可 巻戻し:クランク式 電源/電池:SR-44又はLR-44ボタン電池×2 BODY SIZE: 136×88×54mm 特徴:1982年(昭和57年)ニコン初のマルチモードAE機である。ニコンの絞り優先AE一眼レフは、1978年(昭和53年)発売のFEであるが、キヤノンは、プログラムAE化を実現したA-1を発売、ニコンは遅れをとった。その後、1981年(昭和56年)4月AE-1P、1981年10月ミノルタからX-700と、一眼レフは、プログラムAE化が主流へと向かい現在に至っている。 露出計電源は、シャッター半押しでONとなる。プログラムAEは、シャッターダイアルをPに合わせ、絞りは、最小絞り(絞り値は、最大ですね)に合わせることで可能になる。 露出補正は、ロックボタンを押して合わせるタイプで使いにくい面もあるが正面に逆光補正ボタンがあるので+2EVとなり、なかなか便利である。1/30低速になると警報音がなるので、これも便利(シャッターダイアル脇の小さなレバーで警告音On-Offの切り替えが出来る)。 <グリップは付いていませんが気にいってます> 亜哉のレストア報告:私がレストアしたのではないので、書いていいのか?ですが、このジャンクの症状は、巻き上げ感が、最後にガキッ・・ゼンザブロニカS2並み。それでもシャッターは切れるのですが、ミラーが上がりっぱなしという症状でした。手で軽く触ってやると戻るというジャンクでした。 ネジ類もちょっと錆が浮いており、ミラーのリンクの隙間から見える所もさび色・・・これは、ベークライト素材のためで異常ではありませんでした・・笑。 で、どうしたかというと、トムさんの所に旅立っていったのです。そして、巻き上げ感も、最後は、コトッという軽い音に変わり、ミラーも軽い動作となって帰ってきたのでした。感謝・感謝。 JFC秋田オフ会で、トムさんから、FGをさわせていただいた・・ヤバッ、ファインダーの見えもいい。大きさもほどほど、激ヤバッ!私のカメラが増える要素は、オフ会なのである。見て、触って、内部構造を聞いて・・・、最後の決めの一言、直るカメラだよ!。 さて、いろいろ探して見る。リトルニコンと言われるニコンEM、絞り優先AE機、マニュアルも付いてなくて、あまり安くもないなぁでパス。FG-20は、EMにマニュアル機構を組み込んだのかぁ、ただし、ファインダーの中に絞りもシャッタ-スピ-ドも表示されない。これじゃ絞り優先AE機と変わりないなぁ。 やはり、これしかありません。それにペンタックススーバーAと操作性も変わりないし・・爆。(但し、スーパーAのプログラムは、Aレンズで可能だが、A位置にロックがあるので、PモードではスーパーAの方が使い易い) 但し、私の持っているニコンのレンズは、ニコマート用として使っていた非Aiレンズ、削ってAi改造するか、新たにAiレンズを増やすか・・これも、悩みましたが、現在は、35.50.135mmの三本のAiレンズを使っています。 |