Aya’s Camera

〜一眼レフカメラ編〜

ASAHI PENTAX   MX

TTL中央重点開放測光 35mm一眼レフカメラ 
LENS MAUNT: Kマウント(バヨネット式)
シャッター: 横走りゴム引布幕シャッター
シャッター速度:B・1〜1/1000(Xは1/60)
露出制御: マニュアル
ファインダー視野率:約95%
標準ピントグラス:スプリットマイクロマット式(ピントグス交換可能)
焦点調整: マニュアルフォーカス
フィルム巻上げ:レバー式
巻戻し:クランク式
電源/電池: LR44ボタン電池で代用×2個
BODY SIZE: 135×82×50mm

 特徴:コンパクトな一眼レフで手になじむ。シャッター速度は、1/1000でISO400で晴天の開放は厳しい。MEを使っていたが、全くの別の系統であると思う。
 お気に入りのSPFを小型化したカメラという感じである。露出計の測光素子は、GPD(ガリヒ素リンフォトダイオード)が使用されているが、この後で生まれてくるMシリーズに引き継がれる。ファインダー内表示は右側にシャツター速度ダイアルに連動した半円形のシャッター速度が現れ縦に五点のLEDドット(赤・橙・黄色・黄緑)で表示される。正面のペカタプレズムの窓があるが、ファインダーへの絞りの投影がされる。マニアックな操作で楽しい。

RICOH XR RIKENON  50mm  F2.0
SMC PENTAX-M  50mm  F 1.4
SMC PENTAX-M  50mm  F 1.7
SMC PENTAX-M  50mm  F 2.0
SMC PENTAX-M  135mm  F 3.5
SMC PENTAX-M  ZOOM 75〜150mm  F4.0

 亜哉のレストア報告:オークションからの入手であるが、フィルム巻き上げの飾りネジに深いキズが付いていた。ここは逆ネジであるが、カニ目でかなりの力をかけられたようだ。ネジが折れてなくてよかったと思う。外見だけなので、入手した。また、フィルムカウンターも不動、各モルトの劣化があったため、いつもお世話になっている「ひさなが光機」さんへ相談し修理依頼した。露出計の落ち着きも悪かったが、ここも修理してもらえた。いつもの事ながら、OHで、完動品に生まれ変わった。誠実な応対、確実な修理にいつも感謝である。
 1976年11月生まれの小型一眼レフ、MXである。後続のMEシリーズではなく、後のLXへ引き継がれていったようだ。
 ファインダーカバーは、プラスチックであるが、プラスチック製という感じはしない。
 非常にコンパクトで、手持ちでも150mmは三脚要らず。露出計が付いており絞り優先、シャッター速度優先のどちらでも使えるのはマニュアル機のお世話になっていたので考えなくてすむ・・爆。
 ピントグラスもLXと共用できるようだが、手はつけていない。
SMC PENTAX-M  50mm  F 1.4が標準でついているようだが、F1.7、F2.0にはまっている。


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