RICOH HI-COLOR 35
LENS: RIKENON 35mm F 2.8(3群4枚) シャッター: SEIKO ( 1/30. 1/60. 1/125. 1/300) 露光制御: シャッター速度優先E(ビハインド・シャッター) マニュアル可(非連動) ファインダー: 実像式 焦点調節: 前玉回転式 ゾーンフォーカス目測式 巻き上げ: スプリングモーター巻き上げ、クランク巻き戻し ISO設定: 25〜400 露出制御用電池: LR44 1個 SIZE: 113×74×54(単位mm) 特徴:セレン光電池から、CdSに換えた1968年9月から発売された。リコーのコンパクトなマニュアル撮影可能なゾーンフォーカス目測機です。露出計用の電池は、上部シャッターボタン側のキラキラ星・・爆。が電池ボックス蓋になっています。低輝度時には、ファインダー内の赤●が出ます。尚、フィルムを入れないとシャッターチャージが出来ません。 亜哉のレストア報告 前玉ヘリコイドグリスの劣化で固渋、力業で軽くプライヤーで回したら、レンズ枠が柔らかいアルミのため、削れてしまった・・爆。スリーボンドの1802Bを付けて力業・・爆。グリスは茶色に変質状態になっていた。ベンジンで清掃後、グリスアップ。レンズ清掃。焦点調整。モルト張り替えでレストア完了。前玉回転なのでレンズを外すときは、印を付けるようにして何回転させたかと、外れた箇所にもマークしてくださいね〜←ピント調整で苦労します。特に本機は、ビハインド・シャッターのため、治具(テレカを小さく切った物が使い良い)をシャッター幕に挟んで調整することになりますよ〜。 本機についても、写りには定評がある。特に近景の描写は良いと思う。発色も「リコーに外れなし」といわれるくらい。深みのある落ち着いた発色である。ピントは、ゾーンフォーカス目測であるが、マニュアル露出が使える点は、好感が持てる。 |