Aya’s Camera

〜二眼レフカメラ編〜

Franke & Heidecke
ROLLEICORD Ta

右側は、自動巻止めが付いたまき上げノブ。フィルムカウンター窓、焦点調整ノブ、塗装の痛みがある
正面は、シャッター速度リング、絞りレバー、チャージレバー兼シャッターレバーがついている

左側は、なんにも付いていません。ということは、右手ですべて操作ができる=すぐれもの!!

※両側の貼皮がめくれていたのと、前板繰り出し部がグリスの劣化固渋のため、ベンジンで清掃グリスUP、貼り皮は、ニカワで接着されていたのでお湯で剥がして貼り直しをしました。前面のみ、合皮に張り替えています。他はオリジナルの本革のままです。
ファインダー横のレバーを上げるとミラーにより、拡大画像が見える カール・ツァイス・イエナ、トリオターf4.5搭載、シャッターは、コンパー Franke & Heideckeのロゴ
レンズ:CARL ZEISS JENA TRIOTAR  75mm F4.5
ビューレンズ: HEIDOSCOP-ANASTIGMAT  75mm F値表記なし
シャッター: COMPUR (T、B、1〜1/300)
焦点調節:前板繰り出し式
フィルム送り:ノブ式最初の1枚のみ赤窓で合わせカウンターを「1」に合わせる、次から自動巻止め
セルフタイマー: なし
セルフコッキング: なし
露出計: なし
二重撮影防止装置: なし
<<ローライコードTaの感想>>

 ローライコードTaです。1936年ころから第二次世界大戦戦後までのロングセラー機です。ローライコードは、ローライフレックスの廉価普及機として1933年のT型、いわゆる「art deco(金ピカ・コード)」から、翌34年のT型、36年Ta、37年Ta2、39年Ta3とコードT型だけでも改良が加えられています。そして1970年最終型のXb2型まで、ローライフレックスの廉価版と言われながらもその使いやすさでローライフレックスの約半額の値段で貢献してきました。
日本初登場時は、「ロライコード」と呼ばれていましたが、「フォクトレンデル」と同じく”味のある”呼び方だと亜哉は思っています。
 さてさて、これでローライの二眼レフが、増えちゃいましたが、なぜ、このコードに惹かれたかというと、スバリ、トリオターが3枚玉=トリプレットだからです。試写がワクワク楽しみです。

裏蓋開閉機構

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