Aya’s Camera
~中判カメラ編~

SEMI LEOTAX R

6×45判(セミ判) スプリングカメラ
LENS: Nitto-Kogaku Co Kominar 75mm  F=3.5
シャッター: COPAL (.B. 1/1.~1/300)
焦点調節:前群回転式、mtr表示
ファインダー: 二重像合値式単独距離計付き
フィルム巻き上げ:ノブ式 赤窓式
セルフタイマー:あり
セルフコッキング:なし
収納SIZE :124x87x40mm (単位mm)

 特徴:1952年、昭和光学から発売された、セミ判スプリングカメラです。ピント合わせは、単独距離計付きなので、距離計窓で二重像を合わせ、読みとった距離をレンズの距離に合わせるという使い方ににります。
<左の小窓が、単独距離計窓、中央がファインダー窓、右が距離ダイアル>

~単独距離計の使い方~ 
 距離計窓を覗いて、距離ダイアルでピントを合わせ、トップカバーの距離を読みとり、レンズ鏡胴の距離リングを読みとった値に合わせる・・慣れれば、さほど面倒でもありません。

 手にした感じは、適度な重量もあって、しっかりして好感が持てます。レンズは、日東光学のコミナー、コーティングは、淡いブルー期待度は大きいです。



 亜哉のレストア報告:メッキの剥げや、ボディにキズがあったり、ちょっとかわいそうな感じですが、大きな不具合は特になし。二重像は、かなり薄くなっていますので、ミラーフィルムを使ってレストア。蛇腹の傷みも若干あったので補修程度でレストア完了。
 35mmレンジファインダーのレオタックスは、ライカコピーとして人気もあるのですが、こちらのほうは、キズもあって、以外と安く入手できました。
 スプリングカメラの場合、レンズとシャッター、タスキ部分の変形、蛇腹の穴あたりがキモなんですが、本機は、ちょっと手直しするだけで大きな問題もなく使えます。楽しめる軽度のレストアは気分的にも楽ですね。

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