Aya’s Camera

〜3×4 ベスト半截判カメラ〜

Wirgin-Gewirette

ベスト半截判(3×4) レンズシャッターカメラ(沈胴) 
LENS : Schneider-Kreuznach Xenar 50mm F2.8
シャッター: Compur
シャッター速度:T.B. 1/1 1/2 1/5. 1/25. 1/50 . 1/100. 1/300
ファインダー:ガリレオ式
焦点調整: 全群直進ヘリコイド式 目測メートル表示
フィルム巻上げ:赤窓ノブ式
フィルター:かぶせ式
セルフタイマー:なし
FILM:127判ロールフィルム
レンズ沈胴時SIZE: 86×64×54mm 

 
 特徴:1932年〜1936年の間、といえば昭和7年〜昭和11年ですね。ドイツのヴィルジン社で作られた、沈胴式レンズを持つレンズシャッターの127判ロールフィルムを使う3×4フォーマット(ベスト半截判)16枚撮りの小さなカメラである。
 このカメラの一番の特徴は、フィルム装填が、上からに落とし込むスタイルトップカバーの右ノブを「A」位置に合わせるとトップカバーのロックが外れる。「N」位置でロックである。
 2台のGewiretteが並んでいるが、左は、同じJFCメンバーのKanさんからお借りしているカメラである。
 KanさんGewiretteは、レンズがCassar 2,9/50 Prontor II shutter 仕様であり、私のは、Xener 2.8/50 Compur仕様である。焦点調整も、私のは全群直進ヘリコイド式で異なる点である。他にノブの形状にも違いが見られる。Kanさんの紹介ページのレンズデータのF値が2.9なのだが、本機は、2.8なので亜種なのかどうかは?である。 
 

 亜哉のレストア報告:特になし・・試写してから・・結果が全て・笑。アクセサリーシューが欠品であるが、大きさ的にもフジカ・コンパクト35のが似合いそうなので、飾りとして付けてみたい←レストアでも何でもないゾ。しかし、このアクセサリシュー何を付けるのかな?距離計か露出計なんでしょうね。ストロポ接点は付いてないのですから・・。試写の結果は・・ありりゃ・ソフトですね・・レンズに曇りがありました・・ぬるま湯の中でゴニョゴニョ磨いて・・いけるかな・・また試写・・爆

左がKanさんのオリジナルケースである。右が元々のケースであるが、Kanさんのケースの方が使い易い。

 小さくてかわいいですね。Kanさんからお借りしていましたが、たまたま、オークションを探していたら、あった〜。アクセサリーシューなんか無くったって・・・でビット・・出品者の方からケースが出てきたのでお付けします。ということで、127判フィルムの金属スプールもおまけで付けて頂きました。金属スプールの方が使い勝手がいいです。
 フォス・デルビー、そして、ヴィルジン・ジレッテ小さくても、すばらしい写りのカメラ、大切にしていきます。あっ、Kanさんに返さなくっちゃ・・笑


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