第8回 「SUMENA SIMBOL」と遊んじゃいましょう 



SMENA 8Mを以前に書きましたが、今日は「SYMBOL」の「フィルム装填」についてUPします。だいぶカメラらしくなってしまったのですが使い方は、今時のカメラになっています(笑)大きさも少し大きくなり、重さも若干増えました(笑)レンズもスメ8、スメ35と同じ「T−43」です。しかしフィルム装填は大きく変わりました(取り外しできるスプールはついていません)

裏蓋をあけましょう

▽の部分を指で下へ下げると裏蓋が開きますよ〜

左に、フィルム(パトローネ)をいれます。このとき、巻き取り軸の凹部とフイルム(パトローネ軸)の凸部がかみ合います

「フィルム」と普通言ってますが、
実は、「パトローネ(フィルム容器)入り35ミリロールフィルム」のことです。
でも、そんなに長ったらしい呼び方をする人もいませんし、「フィルムを入れる」あるいは「パトローネを入れる」と言ってます。
 いまでこそ、コンビニでもフィルム
は買えますが、昔は、専用パトローネに、フィルムを自分で巻かなければならなかった時代もありました
 
 巻き上げのスプールにツメはありますが溝がありません。フィルムがスプールに巻き付けやすいように、まずツメが真上にくるように下のギザギザ部を指で回してツメを上に向けます。
フィルムの端の穴(パーフォレーション)をツメをひっかけて

フィルムを押さえ気味にして、ギザギザ部を更に1.5回転させて完全に巻き取られているか確認してください(ここで巻き取られない時はもう一度ツメを穴にひっかけるところから、やり直しをしてね)

このとき、スプロケット(黄丸印)にフィルムの穴がきちんと入っていることも確認してくださいね

きちんと入っていれば、裏蓋をして巻き上げレバーを動かして、シャッターを切って、フィルムカウンターがゼロになるまで繰り返してください。

裏蓋に「フィルムメモ」がつきました。もちろん「メモ」ですから、今、どんなフィルムを入れているか合わせておけば便利です(無くても良い機能?)太陽の絵がディライトタイプ、電球の絵がタングステンタイプという意味でしょうね

 このカメラの使い方は、露出固定にしてシャッター速度を変えよ!という使い方でスメ8と同じです。
 スメ8&スメ35と違うのは、セルフコッキング=巻き上げとシャッターチャージが同時に行われる機構になったことです。
 露出を合わせておいて、フィルムを巻き上げて、シャッタースピ―ド(クリックストップでカチッと合わせられます)を合わせ、ピントをあわせて、シャッターレバーを押せば写ることになります

巻き戻し方はボディ底のボタンを押して

                 

巻き戻しクランクを起こして、クランクを回して、カラカラと音がすれば巻き上げ完了です。裏蓋を開けて、巻き戻しクランクを上に引っ張りあげて、フィルム(パトローネ)を取り出して現像になりますね。