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亜哉のレチナ三姉妹の末娘Retina ReflexV(#041) 



三姉妹の末娘のレフレックスです。レンズシャッター・一眼レフなので、操作がおもしろい「機械だなぁ」と思うカメラです。全体的にコテコテな感じですが「おもしろ〜〜い」という感じがピッタンコのカメラです。 「だんなさん、これ買わんかいな」「いやぁ、それはなぁ」「ほなら、これつけましょか」「これで、どうでっか」「ん〜苦労してまんなぁ」でオチが付くようなカメラです。シンプル過ぎるレチネッティちゃと出逢った後は、非常に複雑な思いがします。そして、やっぱりレチナちゃんが好き〜と言ってしまうのは亜哉だけではないと思うはずです 露出計は、ゴッセン、現在でも生きていますよ。レンズはシュナイダー・クセナー50ミリ/F2.8です。レンズ交換もできまっせ
1956年の「フォトキナ」で発表用(非売品)として(#025/0)が100台製造されたのがレフレックスの始まりです。
 この(#041)は、それから4年後の1960年から4年間製造された11万6千台のうちの後期型の1台です(くどい表現で、すいません)
 ファインダーアイピースが大型になり、初めて露出計の指針がファインダー視野内に表示されるようになり、トップカバーが4ミリほど高くなった機種です。
No.90391(後期型)

シュナイダー・クセナー50ミリ/F2.8を搭載しています。
後群固定、前面バヨネット式交換レンズです。露出リングを回すと赤い被写界深度指標が連動して広がったり、狭まったり・・超楽しいなぁ〜という遊び心がみえます。
搭載のシンクロ・コンパーヴァイト・レフレックスシャッターは、B.1〜1/500です。

130mm×100mm×70mm 870gと大きさは小さめですが、ずっしりと重いです。吊り環があるのでネックストラップもつけられます。でも重い
 レンズシャッター式一眼レフ なのと、クイックリターン式ミラーでないため、巻き上げないで、ファインダーをのぞくと「真っ黒な世界」「おっちゃん、壊れてんのと、ちゃいまっか」「あんさん、巻き上げてみてみぃな」で見えます。今時の一眼レフを見慣れてる人からみれば、「なんだぁ〜〜っ」思ってしまいます。

底面部です。例によって、レチナの特徴である、やっぱり付いてるフィルムカウンターセットボタン。
 うっかりセットを忘れて、巻き上げが止まっても、カウンターセットボタンをカチャカチャ進めてやればいいです。
カウンターは、カメラを引っくり返さないと見えません。レチネッテと比べると金属感がいいですが、やっぱり重てぇ〜〜

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