亜哉の2006年1月の「写真日記」
亜哉が撮った1月分の「写真日記」をまとめたページです。
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PENTAX ist-Ds /A50mm F2.8 MACRO



~ 太平洋センター     仙台市宮城野区 苦竹 ~

31.Jan..2006
 昭和40年代で、苦竹(Nigatake)で、ひときわ輝いていたのが、この太平洋センターと呼ばれた、このビルなのかもしれない。
 いまでこそ、マンションが立ち並んでいるが、木造2階建て一部モルタルのファザード付きの店が並んでいる中で、がっちりとしたコンクリートのピルはかなり目立っていた。
 1階は、スーパーが入っていて、3階建の中規模ビルの1階部分に店舗が入ったアバートが流行りだった。そういうビルの名前は、○○センターという名前がついていた。
 苦竹は、宮城野の東端に位置し、昭和13年、軍需工場である造兵廠ができた。以前、自衛隊の桜を撮らせていただいたときに、隊員の方が私が生まれるまえからある建物といっていたのが、造兵廠の建物だ。
 その後、進駐軍キャンプとなり、現在の陸上自衛隊があるが、日米合同机上演習のときは、ごっついアメリカのあんちゃんに、仙台キャンプにいきたいがこの電車は仙台キャンプまで行くかと訪ねられた時もあった。そんなときは、ホワット仙台キャンプと言ってやると、怪訝な表情と困った顔をして、考え込む。かわいそうなので、ジャパニーズアーミーのことか?と言ってやると、そうだとそうだと喜ぶ。一応、日常会話なら私の英語でも通じるようだ・・爆。
 逆に、強制連行ということばもこの地区にはある。繁栄の影で生きてきた朝鮮の人たちもいる。そんな想いが入り交じった小路があるのも苦竹地区なのかもしれない。

PENTAX ist-Ds /A50mm F2.8 MACRO



~ 花頭窓           仙台市 釈迦堂 ~

30.Jan..2006
 泊まり勤務の明け番・・家に戻らず、JR苦竹駅から、東に向かい、自衛隊前を通り過ぎて、苦竹御蔵跡から反転、45号線を西に進み、坂下へ、そこから旧道の石巻街道へ入る。現在の原町本通りになる。躑躅ケ岡(榴ヶ岡)の公文書館前にいき、釈迦堂碑と出会う。
 新寺小路の孝勝寺に、釈迦堂が移築されているというので、どうせ、すすけたお堂なんだろうと思いつつも、歩兵第四蓮隊の跡を抜けて、宮城野の遠望を撮すが、ピンとこない。伊達家のお姫様の墓のある正岡の墓にいって、公園の低い竹垣越に撮す。いよいよ孝勝寺。
 大きな寺・・境内に、あったぁ~。なぁ~んと、立派。すげぇ~。柱は、黒漆塗り~しかも剥げかかっているところは、下地が見える。創建当時は、素木造だというから1695年(元禄8年)の木肌だぁ~。正面は、折桟唐戸、両脇に花頭窓。彫刻も立派。来て良かった~。
 そのあとは、騎兵第二連隊跡地を撮って、東街道を乳銀杏へ旧・国立病院(乳児誘拐後解放されたところ)の向かいですが、R45に出てJR陸前原ノ町駅へ戻りました。ゼーゼー疲れた。でも、この釈迦堂の花頭窓、いいでしょう。四代藩主綱村が生母・三沢初子の菩提を弔うために建てたそうです。鐘楼にあった梵鐘は戦時中供出されたけど、溶かされずに、そのまま戻って、現在の孝勝寺の鐘楼につるされています。また行かなくっちゃ~。

NIKON FG /Ai 35mm F2.0/ PRESTO/ D76



~ 蓮子窓           福島県 会津坂下町 ~

29.Jan..2006
 ここも、何回か撮ったところで、冬ヴァージョンといったところでしょうか?
 このところ、この日記もUPがない。下調べをしているうちに、時間が経ってしまう。いよいよ仙台市街を撮るところまで来たが、時間が欲しい。休みが欲しい。それでも写真とキャプションが納得できるかは別物の話。更に、車が使えないところばかり、今の季節、街路樹の葉が落ちているから、撮りやすいといえば撮りやすいかもしれない。
 いろいろ調べているうちに、遊郭街もみつかった。建物が残っているかどうかはわからないが、幸いにして町割りは残っているようだ。
 私は、仙台生まれの仙台育ちなのだが、知らない場所との出会いはワクワクしてくるから不思議だ。

NIKON FG /Ai 35mm F2.0/ PRESTO/ D76



~ 小路            福島県 会津坂下町 ~

26.Jan..2006
 どこまで続いているのろうか?除雪がしてあるから小路なのだが、クネクネと続いているようだ。
 そういえば、仙台駅裏手側の、元寺小路周辺も、小路が入り組んでいたということに気づいた。調べてみると井戸も多くあり、小路の奥には、共同便所、共同井戸もあったらしい。2年前に撮したが、更に街並みは変わって、45号線に更地の中を道路が取り付くような感じになってきている。
 時間の関係で、今日は、あまり撮せなかったが、藩政時代の道と現在の道、原町御蔵の場所もこの辺だというのがわかってきた。やはり車では効率が悪いので、また徒歩で歩き回るようになるようだ。

CHINON 35FS /CHINONEX COLOR LENS 35mm F2.8/
PRESTO/ D76




~ 解けて流れて      福島県 会津坂下町 ~

24.Jan..2006
 小路脇の溝、結構早い流れがある。小路の雪を落とせば、融雪溝、雨が降れば、排水溝、昔から、使われている生活溝である。
 ドブの匂いがしないから、生活排水は、下水へ流され、雨水のみが流れているのかもしれない。洗米時の水も、米粒は溝に流さない。水を守るささやかな配慮なのだろう。

CHINON 35FS /CHINONEX COLOR LENS 35mm F2.8/
PRESTO/ D76




~ ザル           福島県 会津坂下町 ~

23.Jan..2006
 精米歩合を高めていくと、お米は、真っ白なペアリングの玉みたいになっていく。 その酒米に水を吸わせて、蒸すわけだが、その途中で、こぼれたお米が、排水溝にながれていく、そのままだと排水溝は汚れていく。そこで家庭用のステンレスのザルが使われているわけ。
 簡単な、工夫だが、米粒は、笊に溜まって、白いとぎ汁だけが溝を流れる透明な水に消されていっている。この笊がなかったら、排水溝は、米粒が腐ってドブになってしまうのかもしれない。
 説明文を書かなくても、あっ、笊がつけられているんだと・・わかる写真をとりたいのだが、思うように撮れない・・撮れないから、また撮りに行く・・そんな失敗作ゆえの楽しみがこの場所にあるんです。

CHINON AUTO 2001 DATE /CHINON LENS 35mm F2.8/
PRESTO/ D76




~ パンタグラフ             仙台市 宮城野区 ~

22.Jan..2006
 103系から、205系になっても、そのまま付け替えて使われていたパンタグラフ・・それも、いよいよ廃材の仲間・・といっても、一般のゴミと同じに廃棄されるのではないようです。
 これを撮ったカメラが、CHINON AUTO 2001 DATEというカメラでありますが、露出が怪しくなって、アンダーになっています。現像も、20℃7分と切り上げたので、そのせいもあるかもしれませんが、私には、許容範囲なので、まぁ良いかなです。

NIKON FG /Ai 35mm F2.0/ PRESTO/ D76



~ 宮城野             仙台市 宮城野区 ~

21.Jan..2006
 現代の宮城野・・ビルばかり・・真ん中に小さな丘のようにも林のようにもみえるのが「榴ヶ岡公園」なのですが、ここが狭義の「宮城野」の西端なのです。・と言っても、ピンと来ないと思います。
 撮っているところは、13階のビルの展望室のガラス越し・・・ここからも宮城野のイメージが湧かないのです。手前のマンションの看板が目に付きすぎるのもひとつ理由ですが・・爆。
 あのビルなら、あそこなら・・といろいろ考えているのですが、これが宮城野の現代の姿なんだぁ~と思える写真を撮りたいと考えて・・もう半年以上も過ぎようとしています・・。まで撮れていません。
 仙台には30階建てのビルがあり最上階は展望室になっているのですが、そこからもまだ撮っていません。使う写真は、たったの1枚なのですが・・爆沈。

CHINON 35FS /CHINONEX COLOR LENS 35mm F2.8/
PRESTO/ D76




~ 帰り道      福島県 会津坂下町 ~

17.Jan..2006
 お寺を後にして、また通りに戻る。こういう道は車が来たとき一番嫌だ。脇に寄ると、車は、歩行者が寄ってくれてるからと走り始める。そんなとき、ズルッといったら・・・。
 こういう時は、ドライバーには悪いけど、こちらが安全な所へでるまで、待ってもらうのが一番良い。ずうずうしいようだけども、狭い日本というか雪道、そんなに急いでどこへ行く・・である。
 雪面が、ふわっとしていると思いますが、このカメラ、チノンです。ピーカンになってくるとフレアーっぽくなります。でもここまで写ります。
 チノンといえば、サムスルさんが現像を切りつめて成功したようです。リベンジしようとおもって、ゴニョゴニョしています・・爆。

NIKON FG /Ai 50mm F1.4/ PRESTO/ D76



~ 竹子さぁ~ん      福島県 会津坂下町 ~

16.Jan..2006
 雪が積もっている法界寺の境内。このあたりが、中野竹子の墓のはずだと思いつつ、墓石は、どこ?と思いつつ、線香入れがあったはず・・。ここが墓前かな?住職さんに、こちらですか?と聞くと、そうです。という返事。墓石は雪に埋もれているのかな?と思いいつつ、台のようになっている所を1カット撮ってみた。この台の下に線香入れがあったはずなんです。
 ところが実際は、左隅に写っているのが、竹子さんの墓石なのです。というのも、私が立っているところは、さっきまで住職さんが、除雪したところ、私が立ち入れば、雪が、また固くなってしまいます。もっと左に振り向けば、墓石は撮れますが、左には生け垣があって・・。きっと竹子さん、恥ずかしかったのかな?

NIKON FG /Ai 50mm F1.4/ PRESTO/ D76



~ 小路を進んで       福島県 会津坂下町 ~

15.Jan..2006
 時間が少しあったので、小路の中に入っていった。小路の脇に少し開けたところに山門がある。墓石が雪に埋もれている。
 一度、中野竹子のお墓を訪れたときがあるが、さて、この雪の量だ探し出せるかな?と思いつつ、山門をくぐった。
 ザッザッ、ザザザーッ、ザッと連続した音が聞こえてくる。住職さんが、スノーダンプで参道の除雪をしていた。こんにちは。降りましたね。大変ですねぇ~と、声をかけた。
 ハァハァと荒い息使いのまま、こんにちは。という高齢な住職さんの声が帰ってきた。中野竹子のお寺ですと、説明をしてくれた。大河ドラマ・新撰組ブームの時は、大勢の人が訪れたという。しばらく話し込んでから、・・・フィルムが切れた・・お礼の挨拶をして寺を後にした。

NIKON FG /Ai 50mm F1.4/ PRESTO/ D76



~ 晴れてきた           福島県 会津坂下町 ~

14.Jan..2006
 中野竹子は、会津藩、江戸詰勘定役中野平内の長女で江戸に生れ、薙刀と学問を修めたという。新政府軍が会津城下に迫ると、母・孝子、妹・優子とともに、義勇軍である娘子軍を結成して、出陣の許可を得ようとするが、女が戦に加わることを拒否されるが、萱野権兵衛に許可され、会津若松市内の柳橋付近の戦闘に出撃するが、敵弾に倒れ、妹の優子の手により介錯され果てた。首は、この道路から左に子入った小路にある法界寺に葬られている。
 白虎隊につぐ会津の悲劇である。中野竹子の首は、妹の手によりという記述があるが、母、孝子の手により、あるいは会津藩士の手によりと諸説がある。
 中野竹子の薙刀の先に結ばれていた辞世の句が「もののふの 猛き心に くらぶれば 数にも入らぬ 我が身ながらも」であった。
 白か黒か、中間のグレーはない・・という会津人気質は、今でも、受け継がれているのかもしれない。

NIKON FG /Ai 50mm F1.4/ PRESTO/ D76



~ 豊国酒造           福島県 会津坂下町 ~

13.Jan..2006
 会津板下町には、3軒の造り酒屋がある。ここ廣木酒造の隣が豊国酒造です。道路を挟んで斜めには、曙酒造があり、3軒ともそう離れていないのです。会津若松方面から街中に入ると、門柱と広い庭と大きな白い蔵が見える。ここが豊国酒造。創業は文久2年という話ですが、店構えは新しく感じます。
 いまでは、オーナーである蔵元が杜氏を兼ねているところは、珍しくもなくなってきていますが、福島県のオーナー杜氏のはしりが、ここの蔵元ということです。蔵元の奥さんが麹を管理しているということで、なるほど、「夫婦さくら」というお酒ができたんだ~。
 ここのお酒は、まだ飲んでいません。小さな蔵元なので、買ってくればよかったかな?でも、一升瓶をかかえてブラ撮りするほど私は勇気がありませんが、ほろ酔いで撮るときはあります・・爆。

NIKON FG /Ai 50mm F1.4/ PRESTO/ D76



~ 蓮子窓           福島県 会津坂下町 ~

12.Jan..2006
 日陰の方の、つららは、どうかなと思ってみたら、大和芋みたいな、氷の固まりになっていた。どうなるとこんな氷の固まりになるのかな?瓦も冷たそうだ。この氷の固まり、叩いたらどうなるんだろう。瓦も一緒に落ちてくるんだろうか?子供の頃なら、棒を拾ってきて叩いてみたかもしれないな?蓮子窓が開いて、怖い親父が出てきて怒られるかな?

NIKON FG /Ai 50mm F1.4/ PRESTO/ D76



~ 軒下            福島県 会津坂下町 ~

11.Jan..2006
 蔵元の軒の裏側に露出配線がされている。昔は、どこの家も碍子を立てて配線がされていた。
 学生の時、屋内配線の実習で、実技試験の時間内でやるために、ドタバタやったのを思い出した。単線の被覆の剥き方で素人工事かどうかわかるぞ、なんて云われたものだった。その教官が第1回の卒業生で、私らが10回生だったので兄貴分みたいな存在だった。
 今は碍子配線もなければ、Fケーブル配線が主流だ。被覆を剥ぐ電工ナイフは、ワイヤースクリッパーに変わった。私の電工ナイフも、殻付き牡蠣を開けるためにしばらく使っていたが、どこかにかいってしまった・・爆。

NIKON FG /Ai 50mm F1.4/ PRESTO/ D76



~ 春を待つ    福島県 会津坂下町 ~

10.Jan..2006
 私が初めて使ったニコン一眼は、数年前に入手したニコマートFTNだ。完全マニュアルで、ペンタックスと比べても、あのガチャガチャ以外は、なんら問題なく撮ることができた。
 しかし、このFG、マニュアルで使う分には、何ら問題ないが、Pモードでは???と戸惑った。マルチモードAEの場合は、シャッターダイアルをP位置にするのは、どこのメーカーも同じであるが、絞り環には、キヤノンFDレンズや、ペンタックスAレンズにはA位置が付いている。しかしニコンには、ついていない。
 はて、絞りはどこにあわせるんだろうと思ったのは、しばらくPで撮った後だった・・笑。結局、Pモードでは、最小絞りに合わせるということを掴んだのは、1本撮り終わって現像したネガを見た時だった・・爆沈。

NIKON FG /Ai 50mm F1.4/ PRESTO/ D76



~ ベンチ     福島県 会津坂下町 ~

09.Jan..2006
 店先にベンチが並んでいる。前は歩道になっているのに雪が積もったままになっている。ガラス窓には、張り紙が1枚・・・。
 以前は、何の店だったんだろうか?春になったら、誰か入居するんだろうか?時の流れといってしまえばそれまでだが、寂しいな。
 7日に撮ったデジお仕事写真に記事を書いてみた。デジは確かに便利だが、撮っていても何かしっくりこない。しっくりこないといえば、ストロボもそのひとつ。
 カメラは、マルチモードになったり、確かに便利になったストロボもそれに合わせて、いろいろと制御できる。ところが、ところがだ。カメラメーカーのストロボでないと、ピン配置が異なって使えないのである。なんだこりゃ~である。Eos用は、もっているが、ニコン用、ペンタックス用、果ては、キヤノン用・・おいおい、室内での撮影はどうすんだ~。PE3650+トレペで、撮っていた頃が一番よかったなぁ~。バシャ・・でも目立ちすぎだったなぁ・・爆。

CHINON 35FS /CHINONEX COLOR LENS 35mm F2.8/
PRESTO/ D76




~ 歩道も雪     福島県 会津坂下町 ~

08.Jan..2006
 会津坂下町に、造り酒屋が、3軒あるが、ここ廣木酒造が時々私のカメラに収まっているところです。壁には、泉川と書かれていますが、全国的に、有名になった「飛露喜」の蔵元です。
 昨年、亡くなった義父は、決まった酒しか飲まなかった人なので、もちろんここの酒も「うまぐねぇ酒だ」と云って、こきおろしていましたが・・笑。
 いつも、写真ばかり撮っているので、たまには、飲んでみっか。と話をしていたら、義弟の嫁さんが、買いに行ってくれましが、そのときは、まだ発売をしていなくて、発売開始と共に蔵元へGo!わざわざ、仙台まで送ってくれました。ありがたや~。
               
 で、これが、飛露喜「特別純米 無濾過生原酒」で、蔵元店頭販売のみというお酒なのです。酒米は、五百万石・華吹雪を精米歩合は、50%と55%で、アルコール度合いは17度~18度、やや辛口のお酒です。やっぱり、米と米こうじだけで作られている純米酒はいいですねぇ~。

CHINON 35FS /CHINONEX COLOR LENS 35mm F2.8/
PRESTO/ D76




~ 歩道も雪     福島県 会津坂下町 ~

07.Jan..2006
 雪が降ると、道路も狭くなる。歩道もこんな状態。それでも車道との区別がされているところは良いのだが、雪で滑って車道へズズズルッ・・冷や汗ものです。しかし、雪国では、歩行者の側方通過は、ホントゆっくりです。車から降りれば、みんな歩行者ですから・・・。
 でも最近は、ドライバーみんながゆっくり走っているかといえば、そうでもありません。中には、吹雪で視界が悪い上に飲酒運転。雪国って、タクシーに冬期料金ってあるんですよ。2割り増しかな?吹雪だからタクシーは高いし、待つのが寒いから・・だから車で・・・とんでもない奴もいます。

CHINON 35FS /CHINONEX COLOR LENS 35mm F2.8/
PRESTO/ D76




~ 古坂下(Ko-Bange)     福島県 会津坂下町 ~

06.Jan..2006
 会津坂下町は、旧・越後街道の宿場町として栄えてきた人口2万人弱の町である。メインストリートの両側に商店が並んでいるが、廃業して住宅になったりしているところも多い。どこの地方都市も同じかもしれないが、バイパスの通っている新しく出来た街並は、スーパーができたり住宅が増加している。JR只見線の会津坂下駅は、この通りから少し離れているところに小さな駅舎が建っている。
 通称、古坂下と云われているこのあたりの住居表示がおもしろい「市中一番甲」とか「市中二番甲」という表示になっている。横道に入っていくと「○○町」という表示にかわる。
 会津坂下町と云うと、春日八郎の生まれた町、戊申戦争の娘子軍、中野竹子の墓があったり、赤穂浪士の堀部安兵衛の生まれた町ということであるが、しらなければそのまま通り過ぎてしまうような小さな町なのであります。

CHINON 35FS /CHINONEX COLOR LENS 35mm F2.8/
PRESTO/ D76




~ 造り酒屋            福島県 会津坂下町 ~

05.Jan..2006
 会津若松から、R49を新潟方面へ向けて進むと、会津若松市の隣が河沼郡湯川村になる、そして阿賀野川の支流の阿賀川の橋を渡ると会津坂下町となる。バイパスが出来ているが、旧道が「古坂下」と云われる昔ながらの街並みである。
 一人で、ブラ撮りをしてみた。造り酒屋も数軒、通りに面しているため被写体になる。ちょうど、搾っているようで、かすかに酒の匂いが漂ってくる。
 カメラは、ニコンFGとチノン35FSの2台、この写真は、チノンの方だが、輝度差もあるが、この描写ならば実用充分だと思うが、苦手の描写もあるようだ。
 今日は、休み、夜中に現像、スキャンでこんな時間になってしまった。年賀状もまだ出していない・・申し訳ありません。

PENTAX ist-Ds /A50mm F2.8 MACRO



~ R49          福島県 湯川村 ~

04.Jan..2006
 年末の会津は、国道は乾燥して、こんな感じ。すいすい走れました。でも、まわりは雪があってこんな感じ・・。もう根雪です。
 昨日の会津は、また降ったようで、また雪の高さが増しているんだろうなぁ。
 今日の仙台は、強風が吹き荒れています。風速が20mにならないうちに職場から戻ってきましたが、ガラス戸がガタガタいっています。
暴風雪警報は出ていましたが、雪は降っていません。でも、とにかく風がつよいです。

PENTAX ist-Ds /A50mm F2.8 MACRO



~ 吹きだまり          福島県 湯川村 ~

03.Jan..2006
 今日で、正月気分も終わり。明日4日から仕事というところも多いかもしれない。私の勤務は、お盆も正月も通常と変わりがない。泊まり勤務があって、非番になって、正月やお盆と感じるのは、通勤途中に走っている車が激減・・・そういえば、巷では休みなんだ~である(笑)
 2リットルのD76現像液の半分を捨てて、1リットルを新しくつくり2リットルとした。これで、しばらくは、D76R補充液を使うウナギのタレ式で現像ができる。半年過ぎたら、また半分捨てて新液半分を入れる。やはりウナギのタレ方式でも、半年使うと、クロっぽい飴色になってくる。
 これでも現像出来ないわけではないが、せっかく撮ったネガを現像プロセスで悔しい思いはしたくない。4日は、モノクロで試写した会津編の現像だ。一台はSLRともう一台は、コンパクト機。非番が楽しみだ。

PENTAX ist-Ds /A50mm F2.8 MACRO



~ 積もってました             福島県 湯川村 ~

02.Jan..2006
 ここのところデジ写真なのですが、デジに移行したわけではありません。私のデジは、APSサイズのCCDですが、以前は、フルサイズのCCDがあればなぁ・・などと思っていましたが、旧型のレンズの場合は、フルサイズのCCDだと逆に収差等でアラが見えてくる。収差を気にするならデジ用に設計されたレンズを使うべき・・そうでなければフルサイズCCD機は宝の持ち腐れになる・・私も同感、私にとって、APSサイズで充分なのである。
 12月に入り、仕事上、速報性の写真が必要になった。今までは、モノクロ現像をして翌日に出すことでなんとか対処してきたが、それでも夜中に現像、朝方までスキャンで時間を要した。最近、身体がもたない。ということで、仕事写真を撮る道具としてのデジを入手した。
 撮影して、即、見ることが出来る。室内光でISO3200で動きのあるものが撮れる。そういう点では銀塩より確かに有利だ。しかし、私にとっては、それだけである。デジの必要性は仕事だけなのです。
 やはり、銀塩の喜びにかえられるものがない。故に、お仕事カメラ=デジタルなのよ。現像液を作って現像プロセスを楽しむ。やはり銀塩は楽しい。楽しいから続けていく。起きたら現像液を半分捨てて入れ替えようっと、補充液もつくらねばです。

PENTAX ist-Ds /A50mm F2.8 MACRO



~ 謹賀新年             福島県 湯川村 ~

01.Jan..2006
 30日から、大晦日31日の朝まで降った湿った重い雪は、10センチくらい積もっただけでした。ただ気温が低い分、道路は凍結していました。
 交通機関は、乱れましたが、私の仕事には、影響がなく、無事に元日の朝を職場で迎えることができました。
 仙台は、緯度では、福島県会津地方より北にありますが、太平洋沿岸に位置しているために、春のドカ雪以外は、降ってもすぐとけてしまいます。しかし、この会津の雪は、そのまま根雪となって春まで残るのであります。今は、磐梯山が見えますが、巨大スーパーが出来ると建物の影になり、この位置からは見えなくなります。
 今年も、どうぞ、よろしくお願い致します。

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