亜哉の2004年7月分の「写真日記」
亜哉が撮った今月分の「写真日記」をまとめたページです。

<< 6月の写真日記 今日の写真日記 8月の写真日記>>
TOPに戻る

Eos-1n/EF50mm F1.4/PRESTO /D76



〜何にしようかな?              函館市朝市〜

31.Jul.2004
 凾館朝市・・私が行ったのは6月始め・・まだ観光シーズンではないが、イカ漁の解禁で、活イカを食べる事が出来た。
 海産物というと、やはりカニ・・・私が、訪れたときは、毛がに、タラバガニが並んでいた。「足が取れて売り物にならないから試食にしてるけど買っていかない、まけるよ〜」とタラバを薦められた。2ハイで、小さな毛ガニ1ケ分にもならない金額で・・すご〜く安く買った。おみやげ用の毛ガニも買った・・・隣のお店のオジサンが「いい買い物したね。うちじゃアノ値段じゃとっても出せないよ」とポツンと言った。
 後で調べたら本タラバであった。そう言えば、アブラタラバと本タラバがTVの話題になっていた。間違って困るのは、アブラタラバはニセ物ではないということである。本タラバは高級品で、アブラタラバは低級品ということでもない。価格的に言えば、アブラタラバの方が安いということだ。味の方は、茹でた後の時間が経つと、アブラタラバはエグ味がでるということだが、素人には全く判らないということだ。
 更に、カニにも旬がある。4月頃の本タラバの身はスカスカなのである。そんな身がスカスカの物を買ってもしょうがないのだ。それでも本タラバが良いと探し回って高い金で買っていく人もいるようだが、アブラタラバしか店頭には出ていないはずである。
 アブラタラバを本タラバと偽ってバカ高く売るのはとんでもないが、アブラタラバをニセ物だというのも信用がおけない店である。
 凾館朝市でカニを買おうと思う方は、そうした心配はないですよ。安くて身が入っている重いカニと出会えるといいですね。

Eos-1n/EF50mm F1.4/PRESTO /D76



〜青函連絡船              函館市大手町〜

29.Jul.2004
 メモリアル・シップになってしまった青函連絡船である。今日的には、フェリーや航空機や津軽海峡の海の底を列車で本州−北海道を結んでいるが、私の年代は、やはり青函航路であった。
 凾館に朝着きたいので、仙台から夜行の急行列車で乗っていく。青森県にに入ると車掌が、青函連絡船を利用される方は乗船名簿を配るので記入して欲しいと用紙を配りに来たものである。その後、車内の電灯が半減して、それぞれ浅い眠りについて、青森に近づいてくるとまた電灯が明るくなって、荷物をもって桟橋への連絡橋をとことこ歩くのであった。 そして、今度は、連絡船の職員に先ほどの用紙を渡して、カーペット敷きの二等船室へ靴を脱いでゴロリというのが凾館への私のスタイルであった。
 青森港には、八甲田丸がメモリアルシップとして現在係留されている。係留と言っても、半永久に岸壁と固定されているから係留という言葉は当てはまらないのかもしれないが、海に浮いているのは確かである。ここ函館港には、メモリアルシップ摩周丸である。
 JNRの船舶技術の最先端であった可変ピッチ・スクリューや、様々な技術の結晶であった8隻あった青函連絡船も、身売りされて転用されている船もあるが、ただ港に係留されている姿も、かわいそうな気もするが、こうした場所から見ると、今だに現役のように見えてくるから不思議である。

Eos-1n/EF50mm F1.4/PRESTO /D76



〜路地              函館市末広町〜

27.Jul.2004
 以前発表した隣の路地だと思う。朝の日差しの中で、洗濯物が風に揺れていた。洗濯物といえば、歩いていて、あまり目に触れなかったような気がする。ホームランドリーが普及しているのか?家の建て方で、洗濯物などは、道路から見えない裏手に物干し場があるのか?不思議と言えば不思議であるが、恐らく後者の方だと思う。
 下着などは人目に付くような所には干さないのが凾館流なのかとも思ったが、洗濯物を探すわけにもいかない。住んでいる人達がお歳を召した人達なら、やはり人目に付くところには干さないのかもしれない。これも日本の文化なのかもしれない。
 下着どろぼうも結構いるようですし、コインランドリーから持ち去るバカタレもいるようですし、これも文化・・否、これは犯罪ですね!!

Eos-1n/EF50mm F1.4/PRESTO /D76



〜倉庫群・今              函館市豊川町〜

26.Jul.2004
 朝から、気温は高いが、涼しい風が部屋を通り抜けていた。極楽・極楽なんて思っていたら・・・う〜。湿度が上がってきている。風がなま暖かい・・・。雷雨が来そうだ。
 紙焼きをするかと思って、部屋の暗幕を閉めてみる。アジィ〜。すかさず開ける。この、根性なし〜。と吠えても、アジィ〜イ!
 少し涼しくなったら、こもってみることにしようっと!こんな感じで、今日も終わってしますのかなぁ?はぁ〜溜息!!

Eos-1n/EF50mm F1.4/PRESTO /D76



〜窓辺              函館市豊川町〜

25.Jul.2004
 朝から、気温が上がっている、風はあまりない。でも、首都圏の酷暑よりまだいい・・と思っています。
 いつも、お世話になっているみなさんへ涼しげな写真をと思ってUPしました・・・。この窓辺のツタ・・ホントに綺麗でした。秋には紅葉で、赤く色づきます。
 紅葉といえば、小学校の絵の授業で、こてんぱんに怒られたことがあり、今でも、紅葉の赤が嫌いという一種のトラウマになっています。
 山が紅く燃えるという詩の表現がありますが、これを画用紙に書いてしまったんです。もうちょっと赤いかな?と感じたまま、どんどん赤が強くなって、赤の強い絵になってしまった・・感じたままだったんだけど、担任から、火事の絵だとボロクソ言われて・・・、母親も学校に呼び出された。今でも、紅い紅葉は嫌い!女性教師は苦手、山は、緑が好きだになっちまいました。ん〜。緑はいいなぁ・・笑。
 このツタ・・造花?と思えるほど、すてきな良い色をしています。夜はライトアップされていて、ギラついた緑に見えますが・・、赤煉瓦には緑・・昨日は、白といったかな?
 暑中お見舞い申し上げます。by Aya.

Eos-1n/EF50mm F1.4/PRESTO /D76



〜百葉箱              函館市豊川町〜

23.Jul.2004
 金森倉庫群の隣にも、赤レンガの倉庫群があり、いまでも物流倉庫として、フォークリフトが忙しく、トラックからパレットごと荷物を卸して、倉庫の中へ入っていく。
 倉庫の扉の脇には、空きパレットが積み重ねられている。百葉箱があった。今でも、使われているのだろうか?外気温を測って倉庫内の温度管理をしているのだろうか?
 気象台が、芝生の緑と白い百葉箱なら、この赤煉瓦と白い小さな百葉箱もなかなかいい感じである。
 しかし、気象台の百葉箱での気温測定は、現在では、金属で出来た「通風筒」の中に、白金を使って温度変化に対する抵抗値の変化を計測する電気式温度計を設置して測っているそうである。
 倉庫の温度管理も、現在では、コンピューター管理で行われているそうである。気温測定といえば、百葉箱というイメージも遠い昔のことになってくるのは、少し寂しい感じがする。

Eos-1n/EF50mm F1.4/PRESTO /D76



〜格子大好き              函館市末広町〜

22.Jul.2004
 ああなって、こうなって・・また歩くと、ああなって、こうなって、今度のお宅も、ああなって、こうなって・・格子戸、格子窓、一階は格子だらけ、格子戸のカギも丸っこくて小さくて・・・、こういう町屋が並んでいる。街全体が、こんな感じ。
 家屋だけでなく、こうした街並みを残している凾館に感謝、感謝。飽きないですよ。凾館の街。仙台は、今日が梅雨明け。アクロスの出番だぁ〜。

Eos-1n/EF50mm F1.4/PRESTO /D76



〜ああなって、こうなって           函館市末広町〜

20.Jul.2004
 こっち側の板が、こうなって、あっち側の板が、こうだよなぁ。ん〜どっなんてんだぁ・・・からくり細工を見ているような楽しさがわいてくる。
 柱からはみ出ている部分は、昨日UP分のように切り落とされていることが多いが、このお宅は、そのままになっている。
 この辺の家を建てた棟梁の、茶目っ気なのだろうか?
こうした造形を楽しんでいるかのようにすら見えてくる。なにより、この建物を建てた棟梁の子孫が、今、どんな気持ちで見ているか?誇りに思っているだろなぁ。などと思うが、やはり、ああなって、こうなってと、ボソボソ言いながら写真を撮ってしまうのである。

Pentax superA /M28mm F2.8 /PRESTO /D76



〜飾りのある民家             函館市末広町〜

19.Jul.2004
 格子窓の脇は、どうなっているんだろうと、回り込む。すばらしいの一言である。
 現在なら、ジグソーでギュ〜んと切っていけばいいが、明治末期から大正の始めである。棟梁がノミで削っていったのだろう。
 穴を空けて、板を組んでいる。この方法、凾館の民家に多く使われている技法である。中には、もっと細い柱に縦横に組んでいる家の場合がある。「俺は、釘は使わないぜ」と胸を張る棟梁たちの声が聞こえてきそうである。

Pentax superA /M28mm F2.8 /PRESTO /D76



〜イカ釣り船               函館市西埠頭〜

19.Jul.2004
 新潟の水害がTVに映し出されている。胸が痛む。亡くなられた方もいる、ご冥福をお祈りする。
 昨日、時雨量17mmの雨が降った。2時間程度だったから被害は出なかったが、この倍以上の雨が降れば、冠水被害は出たと思う。かつての8・5豪雨のように・・。
 今日は、昨日の雨が嘘のような青空、日差しが強い。梅雨明けかと思うが、どうだろうか。
 写真は、弁天町の西埠頭である。係留されているだけのようなイカ釣り船である。魚市場側の船とは、雰囲気が違っている。活気が感じられないからである。
 この船は、どんな運命にあるのだろうか?また漁に出ることが出来るのだろうか?気になってくる。そんなゴチャゴチャの考えが、ゴチャゴチャの中途半端な写真になってしまったようだ。舳先を入れるべきだった。

Nikon-35Ti /35mm F2.8 /PRESTO /D76



〜夜景               函館山〜

17.Jul.2004
 凾館山から市街地の眺め・・・薄いガスがかかっているため、ロープーウェイの乗車券売場では「夜景は、見えませんよ。それでもいいですか?」と聞かれる。地上から見ても凾館山には、薄いガスが、かかっている。まぁいいか。で、乗車券を買った。
 ロープーウェイが上に行くに従って、ガスの間から、凾館の街が浮かんでは、またガスの中へ入る。街が浮かび上がると。わぁ〜という若い女性の声が聞こえて、ストロボが光る。あぁぁ、鏡を撮してどうするのよ〜。と思う。
 ストロボついていませんよ!と親切な声・・。いいんですこれで、とやんわり返事をする。数カット、点像が流れるのを承知でシャッターを押す。
 展望台へ上がると、やはりガスの中・・下りの便の時間まで、売店にでも寄るかと思ったら、晴れてきた。ストロボ発光禁止のボタンを爪の先で押しながら、数カット撮った。
 ストロボがいたるところで発光する。ありりりゃ、フェンスを撮ってどうすんのよ〜。
 記念撮影をしている業者の人が、すいませ〜ん。撮影するまで少し(場所)空けてくださ〜い。すいませ〜ん。と手際よく、声をかけて記念の集合写真を撮っていた。さすがプロ〜。
 先ほどの親切な方が、なぜストロボを使わないのかという顔をしてこちらを見ている。気にはなったが、手ブレの方が気になるから。じっと動かず・・・へんな奴と思われたでしょうね。やはり三脚持っていけばよかったな〜。

Eos-1n/EF50mm F1.4/PRESTO /D76



〜夏草               函館市大町〜

16.Jul.2004
 道路沿いの廃屋である。電気のメーター、郵便受けが新しいものに見えるが、住んでいる人はいない。物置として使われているような感じもするが、建物自体が歪んでいる。
 それでも、2階部分の窓を見ると凾館スタイルの証が残っている。
ただ、朽ちるのを待っているかのような建物だ。
 昔は、店舗だったのだろうか?夏草が小さな花を咲かせていた。

Eos-1n/EF50mm F1.4/PRESTO /D76



〜隔絶               函館市湯ノ川〜

15.Jul.2004
 1台のトラックがゲートから出てきた。正面の大きなゲートが横に動いて静かに閉まり、遮断竿が降りてきて、何もなかったかのように、雨が降り注いでいる。
 高い塀にかこまれて、厳重に隔絶されているこの施設、鑑別所や刑務所ではない。「厳律シトー修道会」(通称:トラピスト(男性)・トラピスチヌ(女性))の天使の聖母修道院である。
 広い前庭には、入ることができ、商用に使用する写真撮影おことわりの旨の小さな説明板があった。
 荘厳な赤レンガの建物を前庭から見ることができるが、修道生活を送る女性達の祈りの暮らしは、写真のみで公開されている。自給自足の生活と神への祈りの毎日を送っているという解説文が添えてある。
 前庭は、桜の木から放たれる甘い香りが満ちあふれている。雨が降ったりやんだりで、なお一層桜の甘美な香りのやさしさに包まれている感じがする。
 現在約60名くらいの30才までの女性が神への献身と祈りに捧げているとのこと、このゲートを見ているだけで、彼女たちの戒律の厳しさとセキュリティの厳しさを感じることができる。  

Eos-1n/EF50mm F1.4/PRESTO /D76



〜ROJI               函館市大町〜

14.Jul.2004
 30年以上前に、凾館の友人宅におじゃました時がある。今では、住所すら忘れてしまっている。路地を入っていくと、家々から煙突が突き出ていて白い煙とかすかに石炭の燃える匂いがしていた。
 木造づくりの家は、外を舞う粉雪の寒さとは、うってかわって石炭ストーヴが赤々と燃えていた。
 雪がおさまって、凾館の十字街を二人で歩いた。喫茶店の窓越しに、道を歩く傘の華を眺めていた。そして、また旅に出た。
 次に凾館を訪れた時は、その友人とは、会わなかった。何故なのかはよく思い出せないが、つき合っている人がいるとか、その人に悪いとか、そんな理由だったかと思う。
 もう凾館の地は踏まない・・等と云えば、かっこが良かったのかもしれないが、愛とか恋とかの気持ちも持っていなかったし「彼氏ができて良かったね」などと、云ったような気がする。女心は、いまでもわからない。
 何度か凾館の地を踏む・・そこには、坂と港と街並みが待っていた。
 そして、今年また凾館の地を踏むことができた。坂と街と街並みは、少し様子が変わっていたが、すばらしい人と一緒に写真を撮ることもできた。次に行くときも、またお会いしたいと思う亜哉でした。  

Nikon-35Ti /35mm F2.8 /PRESTO /D76



〜電停のある交差点               函館市〜

13.Jul.2004
 横断歩道をそのまま渡っていく人、途中から電停のホームへ上がる人、前を歩く人は、どっちへ行くのだろうか?TVのCMに「綺麗なおねぇさんは好きですか?」なんていうのがありましたが、綺麗なおねぇさんと同じ方向に一緒に行けるというのは、それだけで、得したようで、爽やかな気分になれるから不思議です。
 さて、前を歩くおねぇさんは・・・・というと、そのまま横断歩道を渡っていってしまいました。こうなると、ピューッと心の中を秋風が吹くようなものでございます。
 そして、また、目線を動かして、おっ!!などと、あっち、きょろきょろ、こっちきょろきょろ・・なのでございます。決して、ストーカーではありませんが、綺麗なおねぇさんは好きですね。
 今日は、いつもの亜哉調で書いてみました・・。

Eos-1n/EF50mm F1.4/PRESTO /D76



〜電停のある街               函館市〜

12.Jul.2004
 チンチン電車の走る街には、電停が似合う。
アーチが架けてあって、風よけ、雨よけ、雪よけになっているようであるが、「なっているようである」と思ったのも、この日は、曇りだったからである。
 凾館を離れる日は、雨だった。駅前から、湯ノ川に行くのに、チンチン電車を利用させてもらった。ちょうど「6月10日は路面電車の日」全線200円で乗れた。普段は、もっと高いのかとおもったら、最長区間でも240円・・安い。
 そのチンチン電車に乗るときが、ちょうど雨だった。電停にチンチン電車が入る前に、カサを閉じておいて、ドアが開いたら整理券を取って乗ればよいということを体験できた。
 高校生の時、この凾館市電に乗った時の失敗談を思い出した。仙台の市電は、前乗りで先払いだったので、凾館で後乗りまではよかったが、料金箱に先払いをしてしまった。「もう降りるの?」と云われて赤面したのだった。あれから32年、凾館市電は、あの時と同じに、後乗り、後払いであった。

Eos-1n/EF50mm F1.4/PRESTO /D76



〜土蔵のある街           函館市元町〜

10.Jul.2004
 凾館市元町を含む西部地区界隈には、港と坂と和洋折衷の「凾館スタイル」と呼ばれる建物群が保存されている。

 長崎や横浜の西洋建築が、外国人のために外国人が建てた建物であり、見る者に圧倒的な存在感を与えるが、日本人が住むために日本人が建てた「凾館スタイル」は、親近感を覚えるのである。

 「凾館スタイル」を建築の分野からまとめると、次のようになる。『一階は素木の連子格子と押縁下見、二階および側面をペンキ塗の下見板で仕上げ、軒下にはブラケットが見られる。二階窓には縦長の上げ下げ窓を建て込み、さらにガラスの両開き窓を入れるものもある』(『北国の家 No. 25』(北国企画出版社)1995年5月号より引用)

 そうした建物群の中で、古来の土蔵建築に出会えるのも元町の良さなのかもしれない。
 ※Kanさんが「土蔵のある街」という素敵なタイトルをつけてくださいました・・感謝・感謝

Eos-1n/EF50mm F1.4/PRESTO /D76



〜林の中の少年          函館市五稜郭〜

08.Jul.2004
 桜並木の中、少年二人が、キャッチボールをしていた。
静かなキャッチボール、声があまり聞こえない・・・。大地が、子供達の声を吸い取ってしまうような・・・。たまに、笑い声が聞こえるだけだった。

Eos-1n/EF50mm F1.4/PRESTO /D76



〜少女          函館市五稜郭〜

06.Jul.2004
 五稜郭のカモ・・・ひょこひょこと人間の足下に寄ってきます。それをじっと見つめる女の子・・・。
 ただ。それだけなんですが、このまま、動かない女の子・・・。カモは、しばらく歩き回って、また掘へ戻っていきましたが、この女の子、このあと、掘を見つめていました。
 すご〜く、寂しげな女の子でした。靴は、脱いでないよな?と気になりました。観光客で溢れている表側とは反対側の「三の橋」のたもとの出来事でした。

Eos-1n/EF50mm F1.4/PRESTO /D76



〜危なげな距離          函館市五稜郭〜

05.Jul.2004
 セーラー服の女の子の後ろを歩いていました。曇りの天気、松林、静寂、追い抜いて行こうかと思ったのですが、靴音が早くなっても、変な感じだし、止まろうか、とも想いましたが、そのうち微妙に距離が詰まってきて、同じ間隔で歩いてしまいました。
 こんな間隔で、ずっと後ろをついてこられたら・・怖かったかもしれませんね。ごめんなさい。
 でも、この女の子、どこから、前を歩いていたか?そして、どこで道を曲がっていったのかも?覚えていません。妙に、ハイソックスの白さと、真新しいセーラー服が気になりました。不思議な感じの午後のひとときでした。

Eos-1n/EF50mm F1.4/PRESTO /D76



〜大町親水プロムナード      館市相馬倉庫〜

02.Jul.2004
 あれっ、どっかで見た・・そうなんです。ビュッカーさんのHPにあります。キヤノン オートボーイ2の作品の道路標識です。
 この倉庫群の道を出るときに、標識の曲がり具合というか、傷み具合に、ちょっといいかな?ということで、撮したのですが、現像を終わってみたら・・、あれっ、どこかで見たことあるような・・・で、ビュッカーさんのHPを探したら、ありました。あらためて、ビュッカーさんのセンスの良さに♪クラクラ〜ときたのは言うまでもありません。
 この倉庫の前の道路が、明治初期の海岸線であり、この倉庫が建っている場所が、海に突き出た外国人居留地であることが、説明板に書いてありました。
 1864年(元治元年)この居留地の波止場から、後の同志社の創設者である新島襄が密かに出国をするわけですが、これを助けたのが福士成豊であったと・・・。
 そういえば、ビュッカーさんのお名前も・・と思った次第でごさ゜います。

Eos-1n/EF50mm F1.4/PRESTO /D76



〜西埠頭          函館市弁天町〜

01.Jul.2004
 歩き続けて、ちょっとバテ気味だなぁ〜。ファインダーの視点が定まらない・・、これじゃ、ただ撮っているだけになってしまう。こういうときは、気分を変えよう〜と・・いうことで、探したのが、この船。
 きれいな船じゃないけど、なんかホッとした。撮したときは、さほど気にもとめなかったが、雪ベラが積んである。冬の厳しさ・・北国の船である。さぁ、また歩くぞ(ペットボトルの水分補給は必要です)
 今日から7月、凾館はイカ漁の最盛期を迎える頃。真っ暗な海に浮かぶ漁り火、一度見てみたいものである。
 凾館が漁り火なら、こちらは、ホタルの話題がチラホラ聞こえてくる。ホタルを撮影するときは、真っ暗闇がいいということである。シャッター速度をバルブにするからである。
 真っ暗なのもちょっと困る・・という話になった。実家に帰る時、いつも真っ暗な道を通るそうな。夏場は、ホタルがたくさんいるよとの事。
 真っ暗でホタルの乱舞・・「今度、いつ実家に帰るんだぁ〜、つれてけ〜、つれてけ〜」なんて、つい言ってしまった。相手は職場の後輩の20代の女の子である。ちょっと気安かったか?。ちょこっと反省。
 しかし、ホタルはお盆頃(こちらは旧盆)まで見られるとのこと。人畜無害、つれてって〜くでぇ〜。と、また、頭を下げる。←反省という言葉は、私には無いのか?

<< 6月の写真日記 今日の写真日記 8月の写真日記>>
TOPに戻る