亜哉の2005年11月の「写真日記」
亜哉が撮った11月分の「写真日記」をまとめたページです。
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Panasonic C-D2100ZM /38-80mm F3.8-7.8
/PRESTO /D76



~ 顔                 C-D2100ZM ~

30.Nov..2005
 友人のKさんである。いつもなら小さめのキヤノンAF-35MLを持参するところだが、今回は、秋田へ行く前にビットしたパナソニックのC-D2100ZMというズーム付きの銀塩プラカメである。
 このカメラ、前の持ち主は、女性である。高校生時代に、このカメラが欲しくて一生懸命バイトして購入したので、大切にしてくれる人に使ってもらえたらと思って出品したと、後からメールが届いた。
 友人のdaddyさんも、このパナソニックカメラのシリーズを絶賛であるが、私は使ったことがない。軽い気持ちで使ったが、結果は、このとおり。人物もなかなかであるが、描写もなかなかである。パナソニックカメラすばらしきカメラである。

PENTAX-SuperA /A50mm F2.8 MACRO
/PRESTO /D76



~ 流木                 秋田市 新屋 ~

29.Nov..2005
 縦構図でも一枚撮ってみた。日差しが流木に当たって眩しさすら感じた。
 風は、冷たく冬の風だが、流木に触れると日差しの温もりが伝わってきた。

PENTAX-SuperA /A50mm F2.8 MACRO
/PRESTO /D76



~ 流木                 秋田市 新屋 ~

28.Nov..2005
 雄物川の河口近くのの日本海。ブルーグレーの海は、見慣れた宮城の海の色とは違っていた。
 振り返れば、風車と太い流木が・・・ハングル文字のゴミを探すが、さすが秋田は酒の国。ワンカップやビール缶が多かった・・笑。

PENTAX-SuperA /A50mm F2.8 MACRO
/PRESTO /D76



~ 風車                 秋田市 新屋 ~

27.Nov..2005
 26.27日は、JFCのメンバーと共に秋田オフ会に参加した。天気が悪いと予想していたら、朝から青空、風に風車が回っていた。
 この風車、風力発電であるが、風か強すぎても弱くても使えないようだ。ゆっくりゆっくり回っている。プロペラの影が丘に写っている。
 青空に白いプロペラ、以前は、ここに秋田空港があった。滑走路の面影が一部道路に残っているということだが、わからなかった。
 そういえば、丘珠空港に、ここからYS-11で旭川の友人を訪ねたことがあった。

EOS-10QD /EF85mm F1.8 /PRESTO /D76



~ また会いたいな            秋田駅ビル ~

25.Nov..2005
 明日は秋田オフ会、朝に出発、10時には、秋田市内に入って、トムさんとクマッコさんと集合。天気は、雪だるまからカサマークに変わっている。秋田の雪の降る前兆・・・雨・雷に出会えるかもしれない。秋田美人に出会える機会は今回は少ないようですが・・・笑。
 男鹿半島・北浦漁港・新屋の風車群など「初冬の秋田」「海辺・漁港」が中心となる予定です。
 私が、秋田に住んでいたのは、秋田県沖地震のさらに前、いまから35年も前の話です。道路もかわりましたが、変わってないのは、素直でかわいい女の人が多いことです。いい歳の取り方をしているばぁちゃん達が多いというのも秋田ですね。
 では、行って来ます~。

MICROFLEX /MICRONAR 77.5mm F3.5
/PRESTO /D76



~ 参道           会津松平家御廟 ~

23.Nov..2005
 現代の当主用の風呂場の洗い場からの排水パイプ。
風呂場内は、小さな風呂桶と小さな洗い場、しかも洗い場の床は傾斜がついている。 傾斜のついた床から外への排水樋がこれなのです。それでも風呂桶はヒノキが使われている。
 広大な屋敷で、火の使える場所は決まっていて台所のみということだ。火のない所に煙は立たず・・、火災防止の考え方だ。
 桶でお湯を汲んできて風呂桶にはって入ったと云うことである。
 会津の冬は、厳しい。今日は、勤労感謝の日。風呂上がりのビールと云っても、当時は、入浴も楽しいものではなかったのかもしれない。 

MICROFLEX /MICRONAR 77.5mm F3.5 /
KONICAPAN 100 /D76



~ 湯殿の樋              会津武家屋敷 ~

23.Nov..2005
 現代の当主用の風呂場の洗い場からの排水パイプ。
風呂場内は、小さな風呂桶と小さな洗い場、しかも洗い場の床は傾斜がついている。 傾斜のついた床から外への排水樋がこれなのです。それでも風呂桶はヒノキが使われている。
 広大な屋敷で、火の使える場所は決まっていて台所のみということだ。火のない所に煙は立たず・・、火災防止の考え方だ。
 桶でお湯を汲んできて風呂桶にはって入ったと云うことである。
 会津の冬は、厳しい。今日は、勤労感謝の日。風呂上がりのビールと云っても、当時は、入浴も楽しいものではなかったのかもしれない。 

MICROFLEX /MICRONAR 77.5mm F3.5 /
KONICAPAN 100 /D76



~ 裏門               会津武家屋敷 ~

22.Nov..2005
 戊辰戦争の悲劇が白虎隊と家老・西郷頼母邸での妻・母・妹9名を含む一族21人の自害の話である。
 西郷邸は、家老屋敷なのでお城の真ん前、現在の東栄町にあったが、戊申戦争で焼失した。
 東山入り口にある「会津武家屋敷」は、この西郷邸の図面が発見されて、それを元に建てたというレプリカであるが、木造建築の為にあまり違和感はないが、レプリカはレブリカなのである。
 会津若松市内には、焼失を免れた、滝沢本陣、お薬園などの建物が残っているが、やはり何かが違う。  

ROLLEICORD /TRIOTAR 75mm F4.5
/PRESTO /D76



~ 落ち葉              会津若松市 院内 ~

21.Nov..2005
 石畳がしっとり濡れている。石の角がとれている。落ち葉も、松、ケヤキ、いろいろな葉っぱが落ちている。
 26日の秋田オフ会のコースも決定して、後は、出発をするだけだ。いつもなら、どのカメラを持っていこうか悩むところだが、今回は、中判中心に持っていく予定。さて何台になるのかな?ホタルの季節ではないが、三脚は忘れないようにしよう。 

MICROFLEX /MICRONAR 77.5mm F3.5
/PRESTO /D76



~ 入り口は?               鶴井筒 ~

20.Nov..2005
 ネタ切れ寸前・・・。大きなのれんがある。入り口がここだというのはわかるが、のれんをくぐると、大きな引き戸が閉まっている。
 ここをあけて入るのかな?重そうな板戸、ここから入っていいのかな?とまた思いつつガラガラゴトゴトと・・やっぱり重いがあけてみる。
 たまに目にする旧家の建物の入り口は、戸が開いた状態なので気にならなかったが、引き戸を開けて入った。中へ入ったら、またガラガラゴトゴト・・戸を閉める。

MICROFLEX /MICRONAR 77.5mm F3.5
/PRESTO /D76



~ 門柱               会津松平家御廟 ~

19.Nov..2005
 藩主達の陵墓が、山の上なら、正室の陵墓は、というと山の中腹にあった。こちらは仏式。
 石造りの祠のような陵墓であるが、米沢で見た藩主の正室の墓と形は似ている。
 石柱で囲まれているこの墓、入り口の門柱に飾りのように左右にちょこんと出ている。結界の意味かどうかはわからないが、初めて見た。 苔むして小さな蜘蛛の巣がはっていた。
 苔の感じがどう写るか・・やはりバッチリ、落ち葉がガサガサと音を立てた。熊か?さて、いよいよ陵墓を離れることにした。

MICROFLEX /MICRONAR 77.5mm F3.5
/PRESTO /D76



~ 国破れても            会津松平家御廟 ~

 会津松平家、幕末に、京都守護職を受けて、新撰組や白虎隊と共に歴史の大きなうねりの中で、さまざまの悲劇を呼んだ。
 命を失う悲劇が、藩主にまで及ばないのが幕末なのかもしれない。
石灯籠、表石、鎮石の配置は、こうなっていた。
 トラロープが張ってあるのは、松食い虫被害のため、枯れた松を伐採中であるからと作業している人から聞いた。
 幕末の松平容保公も、この様式である。国、破れても、元藩主の墓は立派・・。なんかサラリーマンは、悲しいなぁ~。

MICROFLEX /MICRONAR 77.5mm F3.5
/PRESTO /D76



~ 亀石               会津松平家御廟 ~

17.Nov..2005
 大きな石造りの亀石の上に大きな「碑石」がのっている。
一つの大きな石を彫ってひとつの、亀石になっている。亀石と呼ばれているが亀ではなく、想像上の神獣らしい。
 会津松平家は、神道なのだそうだ。神式の墓所がどうなっているかよくわからなかったが、この「亀石」から斜面の上に向かうと、一対の「石灯籠」があり、そこから上に、「表石」があり、その上の斜面の上に八角形の「鎮石」があり、そこに埋葬されているということだ。これが一人分の墓なのだそうだ。
 歴代藩主がいるので、亀石が一列に並び、その上の斜面に石灯籠が並び、その上の斜面に表石と呼ばれる、松平○○の墓と書かれた墓石が並び、その上に石造りの八角形の鎮石が並んでいる。山全体が、廟所になっているという意味がわかった。
  この「亀石」よくよく彫ったものである。甲羅のポツポツまで表現されている。亀石の頭を撮ろうかとも思ったが、爪の方が力強いのでこちらを撮った。

MICROFLEX /MICRONAR 77.5mm F3.5
/PRESTO /D76



~ 風が吹いた       会津若松市 東山入り口 ~

16.Nov..2005
 のれんにピントをあわせて、シャッターを・・ありゃ、風が吹いた。
この「鶴井筒」、私が会津に住んでいたときは、東山温泉の天亀というホテルにあった。もともとは、西会津の豪商の店舗兼住宅で、それをホテルの敷地に移築したそうだ。その東山のホテルも現在は廃業し、会津の郷土料理のお店として移築されて賑わっている。
 その「鶴井筒」、豪商の家業の酒の名前であるという。建物の内部は漆塗りの面皮柱が使われていて重厚な造りであった。なにより料理もうまかった。

MICROFLEX /MICRONAR 77.5mm F3.5
/PRESTO /D76



~ 瓦               会津若松市 院内 ~

15.Nov..2005
 蔵の脇に、瓦が積んである。レストア材料のようだ。
石材と漆喰の壁の蔵は、立派だ。おそらくは、座敷蔵になっているのかもしれない。
 光が差し込んでいればと思うが、漆喰の白さに惹かれてシャッターを切った。
 昨日から、急に寒くなってきた。みなさん、お身体を大切に。

SEMFLEX /SOM BERTHIOT 75mm F3.5
/PRESTO /D76




~ 風に揺れて           福島県 湯川村 ~

14.Nov..2005
 少し薄日が差してきた。もう少し光が当たればと思ったが、また曇ってきてしまった。
 後方は、稲わら干しの田んぼだ。普通コンバインは、モミだけ刈り取って、稲わらは、粉砕するが、この田んぼでは、オプションで結束機をつけて、稲わらは、コンバインの後方から、束ねられて出てくる。
 それを人が組んで干しておく・・畳材料として稲わらを引き取ってくれるそうだ。稲わらもエコロジーだが、結束機・・ン十万もするそうな・・多くは、みじん切りにされて火を付けられ稲わらスモッグの元凶にされるようだ。

SEMFLEX /SOM BERTHIOT 75mm F3.5
/PRESTO /D76




~ 花一輪             福島県 湯川村 ~

13.Nov..2005
 6日の朝、霜が降りた。タンポポの葉やクローバーがうっすらと白っぽくなっていた。辺り一面にモヤがかかっている。コスモスが一輪咲いていた。
 友人のKanさんがいうように私も何気ない一枚の「発作」。
晩秋から初冬に変わっていくような、そんな会津での1コマでした。

SEMFLEX /SOM BERTHIOT 75mm F3.5
/PRESTO /D76




~ 晩秋               福島県 湯川村 ~

12.Nov..2005
 休耕田にエノコログサの穂が揺れている。よく見ると少し背の高い雑草にトンボ達が留まっている。
 よく見ると羽根や尾の部分に、露がついている。そういえば、この日の朝は、3℃まで気温が下がり、霜が落ちた。
 動かないのは、霜が降りて羽根が濡れているからではなく、短い一生を終えているからだった。
 枯れ草の中にトレーシングペーパーが風に揺れているような光景だった。精一杯生きて天命を待つ。それが自然なのかもしれない。

ROLLEICORD /TRIOTAR 75mm F4.5
/PRESTO /D76




~ 参道           会津若松市 院内 ~

11.Nov..2005
 「西の御庭」と呼ばれる、正室や幼くして亡くなった子供達の墓所の石段を降りていく。
 黄色に色づいた木の葉越しに、これからまた降りる参道の石畳が見える。だいぶ薄暗くなってきた。
 ロライコードにプレストを入れていたのに気づいて撮してみる。光が差し込んでいれば、もっとトリオターらしく撮れたのかもしれない。
 昨日は、仙台駅東口のヨ○バシに行ってみた。目的は、コニカパン・120フィルムであった。残念ながら、すでに在庫なし。135が若干あった。残りわずか・・400と100を10本づつ購入。棚には、5本残してきた。
 120がプレストとアクロスだけではやはり寂しい。黄色のトライもあるがやはり好みの問題が付きまとってしまう。600円弱になった、あのフィルムは数本まだ売れ残っていたが買う気がしなかった。

MICROFLEX /MICRONAR 77.5mm F3.5
/PRESTO /D76




~ 小さな命           会津若松市 院内 ~

10.Nov..2005
 石畳の坂を上るとまた石段そして石畳の連続、日の当たらないところには苔が生えている。
 石段の隙間に、小さな草が顔を出している。カサササと落ち葉が風にまって石段の上に落ちてくる。まるで落ち葉の上を誰かが歩いてくるような音だ。こんなに落ち葉の音が大きいなんて感じたことはなかった。
 静寂の中で、自分の聴力が敏感になってくる。そんな音にも、慣れてくると、聞こえるのは、自分の息づかいだけになってきた。

MICROFLEX /MICRONAR 77.5mm F3.5
/PRESTO /D76




~ 石畳               会津若松市 院内 ~

09.Nov..2005
 プレストを使い切ったので、コニカパン100を使ってみた。地べたに貼り付くような感じで、低速シャッターを切った。
 右側の木の所に女性が写っていた。はて、この人とすれ違ったのだろうか?何やら不思議な感じ。コートを着るほど寒くはないし、・・まぁ、廟所ゆえの不思議かもしれない。

MICROFLEX /MICRONAR 77.5mm F3.5
/PRESTO /D76




~ 松平家御廟 御手洗水  会津若松市 院内 ~

07.Nov..2005
 4日夜に会津に向かい、5日は、一周忌法要、翌6日は、昼食前の散策ということで、会津松平家御廟に向かうことになった。
 会津には、数年間住んでいたが、この山一体に御廟があることは知っていたが、訪れたことはなかった。
 持参したカメラは、3台の二眼レフ・・天気は、曇り、道路から小路を進むと山肌にぶつかる。右へ細く石段と石畳の道が上の方に延びている。これを登るの~って感じで、まずは溜息一発。
 こんなに暗くては、三脚はないし、プレストでもきついかも・・と溜息2発目フゥー。
 その登山口というか、入り口の手前にあるのが、おおきな石組みの「御手洗水」・・、手水舎というのは米沢上杉家御廟にもあったけど・・ 薄暗い中で、石の表面が濡れて黒い固まりに見える。一応撮っておこう。
 現像してみたら、ななななんと、こんな感じ。マイクロフレックスこのレンズすごいですぅ~。

NIKON 35Ti /35mm F2.8 /PRESTO /D76



~ 列車待ち               大宮駅 ~

04.Nov..2005
 山形から帰って、次の日は大宮、日程が終わって、帰りの新幹線を待っている。太陽が、だいぶ西に傾いている。
 コツコツと女性のヒールの音が響いては通り過ぎる。女性の足下も季節柄ブーツが多くなっているようだ。
 そういえば、山形駅では、コツコツと言う音ではなかった。摺り足の音なのだ。まるでゲタを履いているような音なのだ。雪の降る地方は、摺り足気味に歩かないと雪に足をとられてします。自然にそういう歩き方になってくる。大股で颯爽と歩けば転倒する。 所変われば・・歩き方も変わる。4日~6日まで、一周忌法事で会津に行っています。

NIKON 35Ti /35mm F2.8 /PRESTO /D76



~ 朝になれば          山形市中桜田  ~

03.Nov..2005
 朝になって、二日酔いもなし・・安心。
 また窓を開けて、撮ってみた。薄いガスがかかっているようだ。東北の早朝の朝は、こんな感じの日が多い。
 太陽が高くなってくると晴れてくる。昼と夜では、気温の差があるので、こうなるようだ。四季の移り変わり、朝と昼の移り変わり、自然の中での生活が、人情を醸成するのかもしれない。


NIKON 35Ti /35mm F2.8 /PRESTO /D76



~ 夜景          山形市中桜田  ~

01.Oct..2005
 先月末に行った山形市、2日間のうち自由時間があったのは、山形駅からバスの発時間までと、宿泊部屋に入ってから、そして帰りの列車待ちの時間のみ。
 部屋に入ってから、カーテンを開けると山形市の夜景が広がっていた。
 空気はさほど澄んではいなかったが、なかなか綺麗だった。といってもフィルムはモノクロ・・・。でも日記だから載せちゃいました。

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