亜哉が撮った9月分の「写真日記」をまとめたページです。 |
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PENTAX SUPER A /M28mm F2.8 /PRESTO /D76 ~ 「風の通り道」 文京区 湯島 ~ |
29.Sep..2006 昌平坂です。右側の塀が湯島聖堂ですが、訪れてから、この塀のことが気になってしかたがないのです。 形から見れば、熱田神宮の「信長塀」のような感じなのですが、信長塀は「土と石灰を油で練り固め瓦を厚く積み重ねている」というもので、段差の出ているところが瓦になっているわけです。 さて、この塀は、どうなのでしょうか?ご存じの方がおられれば、教えて頂きたいとおもっています。 坂を上りながら、瓦なのかなぁ~どうなのかなぁ~、振り返れば、気持ちのいい風が吹いている。安藤広重さんも、風にあたりながらスケッチしていたのかな? |
PENTAX SUPER A /M28mm F2.8 /PRESTO /D76 ~ 「江戸の風」 文京区 湯島 ~ |
28.Sep..2006 私の記憶が当たっていれば、上野の林羅山の私邸から孔子廟を移築し、「大成殿」とし、私塾も移転した。それが幕府直轄の「昌平坂学問所」になったということでありますが、五代将軍・徳川綱吉の時代ということであります。 昌平坂学問所も、江戸期に焼失、現在の湯島聖堂は、関東大震災で焼失後に再建されたRCづくりで黒のエナメル系の塗装がされている建物で、孔子廟「大成殿」であります。 1704年の当時の建物は、この入徳門が残っています。神田明神も湯島天神もすぐ近く、江戸の風が吹いていた。 |
PENTAX SUPER A /M28mm F2.8 /PRESTO /D76 ~ 「懐かしき賑わい」 台東区 谷中 ~ |
26.Sep..2006 ちょっと、晩のおかず買ってくるね。なんて、家をでてきた人たちが買い物をしている。 「谷中銀座」という名前も良いが、生活臭がプンプンしている。値段も安い。新鮮。そして、人のにぎわい。かつて、日本全国こんな光景があったはずだ。 仙台にも、こんな光景があったが、今では、賑わっている小路は、数少なくなっている。ポツンポツンと閉める店が多くなって、やがて、シャッターの閉まった小路になってしまっている。 懐かしさというのは、自分が住んでいなくても感じるものなんだなぁとふと思った街との出会いだった。 |
EOS-1n /EF35mm F2.0 /PRESTO /D76 ~ 「コーヒーブレイク」 台東区 谷中 ~ |
26.Sep..2006 仙台も、早朝・夜間は、気温12℃くらいになってきました。仕事中は、汗をかくのですが、ちょっと休むと寒さを感じるようになってきました。いよいよ半袖から長袖に替えようかな・・笑。 と思っていたら、頭が痛い、ノドが、いがらっぽい・・ゲゲッ風邪ひいたかも・・・。というわけで、仕事を休むわけにはいきませんし、早く、ねます。 本日は、泊まり勤務ですので、27日にまた出てきます。みなさん、お身体を大切に・・・特に、パパさん、引っ越しの疲れや環境の変化は、身体に思った以上に重いですから・・・それでは、みなさん、おやすみなさい。 |
PENTAX SUPER A /M28mm F2.8 /PRESTO /D76 ~ 「視線の先には」 文京区 本郷春日 ~ |
25.Sep..2006 交差点を境に、「見返り坂」と「見送り坂」と言われているようだが、田舎者の私には、どちらも、ビルがあって車が走っていて、ちょっと坂になっているのかな?ぐらいにしか見えない。 どっちがどっちだろう。まぁいいか。交差点の信号待ち、じっくり考えることなんかしないが、私の前の老婦人は、どこを見つめているんだろう。何を思っているんだろう。そんなことが頭の中をよぎった。 信号が青になって、また歩き出す。たわいもない一瞬であった。 |
PENTAX SUPER A /M28mm F2.8 /PRESTO /D76 ~ 「探す人」 文京区 本郷菊坂通り ~ |
24.Sep..2006 地図を見ている人がいた。どこにいくんだろう・・なんて思っていると、携帯の番号を押し始めた。 しかし、この時、私も、こっちだろうか、あっちだろうか、豆腐やさんを探す人だった。 クンクン・・豆腐やさんは、油揚げの匂いでわかったが、この通りの下にもう1本通りがあるということがわかったのは、数分してからのことだった・・笑。 |
EOS-1n /EF35mm F2.0 /PRESTO /D76 ~ 「一発入魂」 文京区 本郷弓町 ~ |
23.Sep..2006 荘厳な石造りの本郷弓町教会でのシーン。構えるカメラはレチナちゃんであります。 この教会、1926年(大正15年)に建てられたそうで、パイプオルガンも有名だとか・・。戦災で焼け出された人の救済をした建物だそうです。 近くには、求道会館、ちょっと離れたところには西片町教会、もう少し遠いところには根津教会なども現存しているようです。 |
PENTAX SUPER A /M28mm F2.8 /PRESTO /D76 ~ 「坂道のお宿」 文京区 本郷 ~ |
22.Sep..2006 窓を開けると向かいの家の玄関が下に見える・・・おいらの泊まる部屋は、2階なのだ~と思ったが、実は、1階の部屋だった・・笑。 台町・・・坂の上の平らなところという意味の地名がぴったりの表現だ。現在は、本郷何丁目・・・ぴんとこない。 明治の頃には、下宿屋や旅館が多かった街であるが、今も、その名残をとどめている。作務衣を着てちょっと歩きたくなる街である。 久々に、MC ロッコール135mmレンズのカビ取りをした、オキシフルでなんなくカビはとれたが、絞りリングの小さなタマタマを飛ばしてしまった。しかたないので、手持ちのベアリング玉が合うように、リューターでタマタマの収まる穴を少し広げた・・これで一丁あがり。試写待ちレンズのできあがり~。 |
EOS-1n /EF35mm F2.0 /PRESTO /D76 ~ 「銅板張りの店舗」 文京区 本郷 ~ |
20.Sep..2006 緑青の淡い緑色の外壁が私には珍しかった。港町にいくと塩害から建物を守るために銅板が張られているのをみつけることがあるが、首都・東京の街中で見たのは驚きだった。 手前が家具屋さんであるが、ここも古い木造の店舗だった。銅板張りのこの店舗より古いもので屋根にも「ゆがみ」がでていた。 交差点を渡って、向かい側から撮ると古さがわかる。どちらも昭和初期か、それ以前のたてものと思われる。 この手前の家具屋さんの写真は・・・残念ながら失敗・・爆。daddyさんが撮っているので、そちらをご覧頂きたいと思う・・ゆがみも写っているが、決して、レンズ収差の問題ではないのです・・爆。 |
EOS-1n /EF35mm F2.0 /PRESTO /D76 ~ 「明治のかほり」 文京区 本郷 ~ |
17.Sep..2006 確か本郷弓町教会の近くにあったと思うが、フランス積みのレンガ壁であります。上部の飾り部分を見たとき、あれっと思った。 フランス積みは、幕末から明治にかけての構造物に多く、後にイギリス積みが多くなるという話がある。幕府とフランスの関係、明治政府とイギリスの関係があるらしい。構造的には、イギリス積みが土木建築物に多く、フランス積みは、建築物に多く見られるというのも、この二つの積み方の見分け方である。 私が、あれっ、と思ったのは、野蒜築港のレンガ橋脚の上部の飾りである。この飾り、レンガを縦に積んで飾りとしているが、野蒜のものはこれを斜めにしているのであった。 この似たような飾り、明治20年代の流行だったのだろうか?久々にレンガフェチに戻ったようだ。 |
PENTAX SUPER A /M28mm F2.8 /PRESTO /D76 ~ 「威風堂々」 文京区 本郷菊坂 ~ |
15.Sep..2006 「ゴジラ・タワー」の総工費よりも、ずっと低いし、高さも低い、それでも、地面に足をつけている建物、こっちのほうが威風堂々だ。 本郷を訪れた方の定番被写体のひとつになっているような建物だが、それだけ人目を惹きつける魅力にあふれている。 私のような田舎者は、上の方まであまり見ない。どちらかというと正面から地面の方をみているのだ。遠くから、あの建物と気づいていれば、近づいて見上げるが、気づかないでいると見上げることをしない・・・笑。頭の中の日常生活ファインダー枠の視野がどれだけ上下を見ているかに規定されているのかもしれない。 本郷界隈は、大通りを外れると、頭の中に日常的ファインダー枠が浮かんでくる街なのである。 |
PENTAX SUPER A /M28mm F2.8 /PRESTO /D76 ~ 「ゴジラ・タワー」 文京区 春日 ~ |
14.Sep..2006 「ゴジラ・タワー」なんて名前はありません、「文京シビックホール」でありますが、やっぱり怪獣のように見えてしまいます。 下町情緒の残る本郷をこの怪獣が食べてしまわないかと心配ですが、億ションが建ったり、やはり怪獣なのかもしれません。 ゴジラも放射能汚染で、人間がつくりだした・・とされていますが、街を食べてしまうのも人間なのかもしれません。 ブレテいるのは、やはり、私の恐れからかもしれません・・なんて、ただブレただけです。がはは。 |
EOS-1n /EF35mm F2.0 /PRESTO /D76 ~ 「ネコとねこ」 文京区 本郷 真砂町 ~ |
13.Sep..2006 東京市真砂住宅のある右京山、静かな住宅地である。ネコの宅急便が停まった。荷物を届けにいったようだ。 荷物を届け終わったのだろうか、ねこが戻ってきた。右京山の怪・・。 |
EOS-1n /EF35mm F2.0 /PRESTO /D76 ~ 「昭和のかほり」 文京区 本郷大横丁通り ~ |
12.Sep..2006 1928年に建てられた加藤薬局があった。昭和3年といえば、日本が、きな臭い時代に突入していく頃であった。 街は、不景気であっても、東京、横浜では、ダンスホールが大流行し、大正末期からの登場した、モガ、モボと呼ばれる若者達の間で、ジャズやチャールストンが流行した時代であった。 この建物も、そんな世相を見てきたのだろう。そう思うと空気までが昭和の香りがしてきそうだ。 |
EOS-1n /EF35mm F2.0 /PRESTO /D76 ~ 「荒物屋さん(雑貨店)」 文京区 本郷大横丁通り ~ |
11.Sep..2006 パッと見て、あれ、ここどこだろうと思った。なぜ、本郷界隈をまとめたフォルダーに、この写真が入っているんだろう。秋田、米沢どこぞで撮ったのが混じったのかな? 谷中の商店街?でも違うなぁ。歩道をみて、あっ、ここも本郷なのだ~。大横丁とプレートが、はめ込んであった。親しみを感じちゃいますね。 今でも、こうしたお店が残っているのでした。「手打ち釜あげ」の看板も見える。思い出した~。ここで昼食をとったのでした。 |
EOS-1n /EF35mm F2.0 /PRESTO /D76 ~ 「クスノ木は残った」 文京区 本郷弓町 ~ |
10.Sep..2006 本郷弓町界隈に出た。立派な楠。徳川時代には、弓組の組屋敷がこのあたりにあったようだ。本郷2丁目あたりになるんでしょうけど、2丁目では・・なんにも浮かんでこない。歴史的町名があってなるほどですね。 しかし、今、仙台で、歴史的町名に復活させようという動きがある。私は否定しないが、街並みをすっかり変えてしまい名前だけを元に戻すというやりかたはナンセンスなような気もする。 町名の由来があって、そこに街並みや遺構や名残が残っていての旧町名復活なら理解もできそうですが・・。 さて、このクスノキ、右側のマンションのあったところに木造の近代建築の「楠亭」というフレンチレストランがあり「楠亭のクスノキ」と呼ばれていたそうでもあります。 建物は取り壊されて、マンションになったようですが、マンション内で「楠亭」は営業が続けられているようです。 何はともあれ、立派なクスノキですね。震災や戦災でも残ってくれた立派な木です。大切にしてもらいたいと思います。 |
EOS-1n /EF35mm F2.0 /PRESTO /D76 ~ 「たどん坂」 文京区 本郷菊坂 ~ |
09.Sep..2006 炭団坂、町内掲示板に、炭団が置いてあった。さわったら、やっぱり指先が黒くなった。「真っ黒くろすけ」なのだ。 炭、豆炭を使った記憶は、あるが炭団を使った記憶はない。炭団の実物を見て、触ったのは初めてだった。 風呂の燃料は亜炭だったが、学校の冬のストーブも亜炭だった。教員室のストーブはコークスだったので、コークスを下に隠して、上に亜炭を載せて隠して教室に持ち込んだときもあった。ところが、ストーブが赤熱して、誰だ~コークスをもってきたのは・・などと、バレて怒られたものだった。 それ以来、悪ガキ達は、コークスは、少し入れるように気を付けるようになった・・。燃料も今になれば、いろいろ変わってきたなぁなどと思い出してしまう。 |
PENTAX SUPER A /M28mm F2.8 /PRESTO /D76 ~ 「朝の光」 文京区 本郷菊坂 ~ |
08.Sep..2006 ちょっと、まぶしい朝の光、この道も以前は、堀で、暗渠になっているという。言われなければ気づかないが、右側の石垣が名残りを留めている。 |
PENTAX SUPER A /M28mm F2.8 /PRESTO /D76 ~ 「雨翌日晴れ」 文京区 本郷菊坂 ~ |
06.Sep..2006 前日の雨があがった朝、ふと見上げると傘の花が咲いていた。 |
PENTAX SUPER A /M28mm F2.8 /PRESTO /D76 ~ 「ただいまお仕事中」 文京区 本郷菊坂 ~ |
05.Sep..2006 表通りから見るとファザードのあるお豆腐屋さんなのだが、裏通りに廻ると2階建て・・・、菊坂の高低差がよくわかります。 その1階に会社をかまえているのが、背中の主であります。遊びに行ってから、春になって、夏になって、秋になってしまいました。 昨日、背中の主からメールをもらいました。ちょっとおどろいた。この建物の下の配管が老朽化のために、床下、壁を剥がさないとならなくなったそうで、転居することになったということであります。 思いのたくさん詰まったところなので、わたしらよりも複雑な思いになっているんだろなぁと想像がつきます。 元気だしてねぇ~。また本郷界隈あるきましょう。 |
PENTAX ist-Ds /smc Pentax-DA 18-55mm F3.5-5.6 ~ 「追針式露出計」 MINOLTA SRT101 ~ |
03.Sep..2006 最近入手したMINOLTA SRT-101です。別に珍しくもなんともありませんが、「追針式露出計」が気に入って入手しました・・笑。 ミノルタのSLRは、ファインダーでピントの山を掴みやすいX700がありますし、親戚からの頂き物のNewSR-1もありますが、気になっていたもので、今回入手しまたし。 レンズも50mm F1.4ですから、これも珍しくもありません。SLR機の50.85.135mmは、各社とも完成度の高い、間違いないレンズですから、何も不安はありません。 XDという高級機の存在感も大きいのですが、私にとっては、SRT101で充分なのです。 今月から、泊まり勤務もあるようですので、また、ひょっこり足を延ばしてみようかとも思っています。 |
PENTAX ist-Ds /smc Pentax-DA 18-55mm F3.5-5.6 ~ 「TV鑑賞」 ~ |
02.Sep..2006 がはははっ、何もいうことはありません。一人と一匹がTV見ていました。 |
PENTAX ist-Ds /smc Pentax-A MACRO 50mm F2.8 ~ 「手向けの百合」 宮城野区 田子 ~ |
01.Sep..2006 今日から9月、構内には、まだ百合が咲いているが、ここ数日で散ってしまうことだろう。 かわりにススキの穂が白くなりはじめている。アキアカネを1匹みつけたが、シオカラトンボもまだ飛んでいる。季節の変わり目なんだなぁ。 今日、池の鯉が20匹死んだ。一緒に世話をしていた元職の仲間が穴を掘って埋めてくれたようだ。夏場に一度、水替えをした以降、水替えはしていなかったということだ。 数㎝の大きさから50㎝まで大きくなった鯉たちで池の側に立つとエサを貰いに寄ってきたが、その姿もこれからは見ることができない。 かわいそうだという声は聞こえてきても、排水と注水をたまにすることもしなければ、水が腐って酸欠で死んでしまう。 会社にとって、所詮、池の鯉は、ジャマものだったのかもしれない。帰り際に、「たたるぞ」と一言言ってきた。 鯉のタタリなんてあろうはずもないが、死んだ鯉たちの無念を考えると言いたくなった・・・合掌。 |
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