亜哉の2008年11月の「写真日記」
亜哉が撮った11月分の「写真日記」をまとめたページです。
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PENTAX K20D /TAMRON AF 18-200mm
F3.5-6.3 XR DiⅡ




~「 もう一軒のうだつ 」会津若松市大町 鈴木屋利兵衛 ~

30.Nov .2008
 もう1軒のうだつのある商家をご紹介します。建築年代は江戸末期。なまこ壁と黒漆喰の壁が綺麗な店蔵です。戊辰戦争では、薩長軍の屯所になった建物です。ここにも脇にうだつがついています。
 うだつも防火目的なのですが、なまこ壁も同じ用途です。なまこ壁って、黒に白漆喰が盛ってあるこんな壁なのですが、黒く見えているのが平瓦なんです。先人達の知恵ですね。
 PENTAX K20D /TAMRON AF 18-200mm F3.5-6.3 XR DiⅡ


PENTAX K20D /TAMRON AF 18-200mm
F3.5-6.3 XR DiⅡ




~ 「うだつ 」        会津若松市中町 福西本店 ~

29.Nov .2008
 昨日は、一日中雨・・それに風が強くて・・・日勤勤務で本当に良かったです(^_^;)。さて、本日は、泊まり勤務、天気予報は晴れ、気温も12℃くらいまでは日中は上がりそうです。
 会津若松市野口英世青春通り(中町)にある「福西本店」脇の「うだつ」です。明治末期から大正3年の間に店蔵が作られていますから、ほぼ同時期に作られたようです。
 うだつは、類焼を防ぐ、防火壁なのですが、うだつがあるから会津若松って大火が多かったかと言うと、あまり記録にはないのです。街中が火の海になったのは戊辰戦争ですから・・・そうしたこともあって、作られたのかなぁとも思ってしまいます。そういえば、会津若松市内で、うだつのある所って明治初期の建物なんですね。

 PENTAX K20D /TAMRON AF 18-200mm F3.5-6.3 XR DiⅡ


PENTAX K20D /TAMRON AF 18-200mm
F3.5-6.3 XR DiⅡ




~ 「♪ こーひーぶれいく 」         Pentax K20D ~

28.Nov .2008
 もうすぐ12月、タイヤ交換もそろそろしなきゃなぁ~と思いデイラーに行ってきました。交換が終わるまで、コーヒーを頂きながら、本を読むのがいつものコース。脇には、新車じゃ買えない車が並んで・・・笑。
 本日持参の本は、岩波新書の「日本の近代建築 下巻」です。この本、藤森照信氏の本ですが、幕末・明治編が上巻、大正・昭和編が下巻です。近代建築が系統別に素人にもわかりやかく書いてあります。昨日UPの教会の設計者、ウィリアム・メレル・ヴォーリズも記載されています。
 タイヤ交換が終わって家に戻ってから、ウサコと並んで寝っころがつて読んでいました。ウサコは、スーピースーピー寝ていましたが・・笑
 PENTAX K20D /TAMRON AF 18-200mm F3.5-6.3 XR DiⅡ


PENTAX Z-1p /FAJ  18-35mmF4-5.6AL / ARISTA
Premium 400 / Pyrocat-MC (20℃13分)




~「スレートからトタンになっても 」会津若松市 西栄町 ~

27.Nov .2008
 「日本基督教団若松栄町教会」です。私が住んでいたときは、素木で焦げ茶色に見えていて、古いなぁくらいしか感じていなかったのですが、1911年(明治44年)竣工。設計者は、ウィリアム・メレル・ヴォーリズと言われている建物です。
 木造二階建、塔屋は三階建て、2000年礼拝堂の天井と壁が落ちて、新築か修復かの議論が起きましたが、市の歴史的景観指定建造物に指定、継いで登録有形文化財の登録を得て、2001年に補修工事が終わり現在に至っています。残って良かったです。
 PENTAX Z-1p /FAJ  18-35mmF4-5.6AL / ARISTA Premium 400 / Pyrocat-MC (20℃13分)

PENTAX Z-1p /FAJ  18-35mmF4-5.6AL / ARISTA
Premium 400 / Pyrocat-MC (20℃13分)




~ 「会津の看板建築 」    会津若松市 七日町通り ~

26.Nov .2008
 東京築地の看板建築は有名ですが、会津若松にもありました。以前は銅板が貼られていたと思うのですが、現在はステンレスに張り替えてあります。「第二つかはら」昭和2年に建てられた時は呉服店でしたが、現在はスポーツ用品店です。両サイドのキャッチコピーが泣かせます・・・笑。
 隣の敷地が広々とした駐車場になっていますが、以前は、映画館が建っていました。
 PENTAX Z-1p /FAJ  18-35mmF4-5.6AL / ARISTA Premium 400 / Pyrocat-MC (20℃13分)

PENTAX K20D /TAMRON AF 18-200mm
F3.5-6.3 XR DiⅡ




~ 「会津若松第二中学校門柱 」 会津若松市  城前 ~

25.Nov .2008
 天気も降ったり止んだりで、仙台に帰る時間がせまってきたので、以前から気になっていた場所をピンポイントで回ることにしました。
 赤煉瓦の古い門柱が建っています。「会津若松市立第二中学校」というプレートが入っていますが、実はここが、「旧・第65聯隊」の門柱なのです。
 説明板なんかは全くありません。「第65聯隊」、南京攻略に直接関わった部隊です。その後南京からガダルカナルへ転戦、多くの死者を出したあの聯隊跡なのです。
 戦地からから帰ってきた人はほとんどありません。そして南京の事を語る人もいません。おそらくこれからも語る人はいないでしょう。
 PENTAX K20D /TAMRON AF 18-200mm F3.5-6.3 XR DiⅡ


PENTAX Z-1p /FAJ  18-35mmF4-5.6AL / ARISTA
Premium 400 / Pyrocat-MC (20℃14分)




~ 「何屋さんだろう 」      会津若松市 馬場町 ~

24.Nov .2008
 スナックかぁ・ここは何屋さんかな・・なんて看板を見たら「石田歯科」でした。看板がなければわかりませんでした(^_^;)
 屋根上を見ると鬼瓦のあるところに、とんがり帽子みたいなのが・・・ステータスシンボルのように、会津若松市内のお医者さんの屋根上には、付いているんです。
 PENTAX Z-1p /FAJ  18-35mmF4-5.6AL / ARISTA Premium 400 / Pyrocat-MC (20℃14分)

PENTAX Z-1p /FAJ  18-35mmF4-5.6AL / ARISTA
Premium 400 / Pyrocat-MC (20℃14分)




~ 「あら池うなぎ店 」       会津若松市 馬場町 ~

23.Nov .2008
 ブラブラちまた歩き始めると、スクラッチタイルと丸窓のアールデコ調の「あら池うなぎ店」が目に入りました。建築年代は昭和初期頃でしょうか?この建物、今回歩いて初めて知りました。
 PENTAX Z-1p /FAJ  18-35mmF4-5.6AL / ARISTA Premium 400 / Pyrocat-MC (20℃14分)

PENTAX Z-1p /FAJ  18-35mmF4-5.6AL / ARISTA
Premium 400 / Pyrocat-MC (20℃14分)




~ 「甲賀町口郭門跡 」   会津若松市 甲賀町通り ~

22.Nov .2008
 昨日UPのえびやさんの通りの1本隣の道が甲賀町(こうかまち)通りです。鶴ヶ城大手へ続く道ですが、城の防備兼ねてカーブしてグニャっと曲がります。
 この石垣、明治4年頃まで、道路の左側にも石垣が残っていたそうですが、現在は右側の石垣のみ残っています。石垣には土累がつながっていて、外堀が沿っていたようですが、外堀の跡も今はありません。
 現在は、栄町の繁華街のど真ん中にありますから、郭門というと遊郭の大門を想像しますが、お城の中と外を分けるための門なのです。手前が町人町、門の内側は武士町なのでした。
 ここを土地の人は、「鐘突堂」とも呼びますが、明治になって石垣の上に鐘楼が建っていて時の鐘を鳴らしていたところから「かねつきどう」と今でもよばれています・・戊辰戦争時・市街戦の激戦地でもありました。
 PENTAX Z-1p /FAJ  18-35mmF4-5.6AL / ARISTA Premium 400 / Pyrocat-MC (20℃14分)

PENTAX Z-1p /FAJ  18-35mmF4-5.6AL / ARISTA
Premium 400 / Pyrocat-MC (20℃14分)




~ 「またブラブラと 」     会津若松市  馬場町 ~

21.Nov .2008
 市役所から、また歩いてみます・・創業は明治・・その頃からここにあるようです。何度か食べに入ったことがありますが、店にはいると正面に階段があって二階へ時代劇に出てくるみたい・・笑。
 そこから各部屋にくねくねと小さい階段があったり、迷路的でおもしろいです。
 開店が11時ですから、まだ「う」の大きな暖簾はでていませんが、「鰻のえびや」です。焼き始めると付近一帯に、いい匂いが立ちこめて、たまりません。会津若松への出張でこられた方は一度は地元の人につれてこられた方も多いと思います・・そろそろ開店準備かな
 PENTAX Z-1p /FAJ  18-35mmF4-5.6AL / ARISTA Premium 400 / Pyrocat-MC (20℃14分)

PENTAX K20D /TAMRON AF 18-200mm
F3.5-6.3 XR DiⅡ




~ 「 コーヒーブレーク 」     石巻市  観慶丸商店 ~

20.Nov .2008
 ちょっと早めにUpしましたが、市内の泉ヶ岳が真っ白になりました・・寒い~です。
 写真の方は、先日石巻に行ったときに、乗ったバスがハイデッカータイプだったので交差点を曲がる時に、脚立いらずで撮ってきました。
 昭和5年竣工の木造3階建、全面タイル貼りの建物です。会津若松市街地の建物や街並み保存を考えているうちにちょっと疲れたのでコーヒーブレークのつもりでUPしましたが、ここも若干ややこしいのです。
 実は、同じ陶器店なのですが「観慶丸本店」という別のビルが500メートル位、離れた場所に丸寿美術館と併設してあるのですが、「本店」の創始者が建てた建物がここなのです。「本店」と「商店」の間には、経営や商品の仕入れ・移動等は全く別々で、縁者がこちらの「商店」で商いをしているということだそうです・・・コーヒーブレイクのつもりが、コーヒーブレイクにならなくなりました・・・笑。

 PENTAX K20D /TAMRON AF 18-200mm F3.5-6.3 XR DiⅡ


PENTAX Z-1p /FAJ  18-35mmF4-5.6AL / ARISTA
Premium 400 / Pyrocat-MC (20℃14分)




~ 「元市民のひとり言 」   会津若松市役所本庁舎 ~

19.Nov .2008
 1997年(平成9)から会津若松市は、「歴史的景観指定建造物」の指定を開始して、建物や街並みの保存に力を入れてきています。
 ところが、この市役所本庁舎は、歴史的景観指定建造物の指定にはなっていないようです。なんでだろう・・と考えてしまいます。灯台下暗しじゃないの?
 会津若松市民にとって、会津若松のシンボルとも言えるこの庁舎・・・建て替えの話がでては消えて・・ということを書きましたが、「歴史的景観指定建造物」として指定をして、末永く残して欲しいという市民の声は大事にして貰いたいとも思うのであります。私も元市民なのよ

 PENTAX Z-1p /FAJ  18-35mmF4-5.6AL / ARISTA Premium 400 / Pyrocat-MC (20℃14分)

PENTAX Z-1p /FAJ  18-35mmF4-5.6AL / ARISTA
Premium 400 / Pyrocat-MC (20℃14分)




~ 「貴方がいる街 」    会津若松市役所本庁舎 ~

18.Nov .2008
 野口英世青春広場から、さてどっちへ行ってみようか?やっぱり人が写らないない通りはなぁ~、んじゃ、人がいそうなところへ行ってみるか・・笑
 朝でも人がいるところ・・市役所だぁ~。で、どうせ行くなら、ドーンと真っ正面に建物が見える道がいいなで、迷わずこの道へ・・・市役所の前にはガードマンがいて・・んっ、そういえば普段のメガネは忘れてきたので、度入りサングラスかけていたんだっけ・・・撮影はご遠慮を・・なんていわれるかと思ったら・・笑。
 案内のおねぇさんには、おはようございますと声はかけられるし、いいんでないかい!パシャパシャ撮ってしまいました。

 PENTAX Z-1p /FAJ  18-35mmF4-5.6AL / ARISTA Premium 400 / Pyrocat-MC (20℃14分)

PENTAX Z-1p /FAJ  18-35mmF4-5.6AL / ARISTA
Premium 400 / Pyrocat-MC (20℃14分)




~ 「ちょっと、一服 」      野口英世青春広場 ~

17.Nov .2008
 野口英世青春通り、旧・黒河内胃腸病医院(を撮ったあとは、ポツポツ雨の中をトコトコと・・・ちょっと休憩しに、「野口英世青春広場」の中に入ってみます・・朝の9時半頃ですから、小さな店舗が広場に並んでいますが、まだあいていないし、開店準備も誰もしていません。人っ子ひとりいなくてガラーーンとして、寒いなぁ~・・笑
 観光シーズンなら、こんなベンチに座って、ソフトクリームをペロペロする若い女の子がうじゃうじゃいるんでしょうけど・・・笑
 この広場、H17年にできたようですが、以前は何が建っていたのか?思い出せません。

 PENTAX Z-1p /FAJ  18-35mmF4-5.6AL / ARISTA Premium 400 / Pyrocat-MC (20℃14分)

PENTAX Z-1p /FAJ  18-35mmF4-5.6AL / ARISTA
Premium 400 / Pyrocat-MC (20℃14分)




~ 「旧・黒河内胃腸病医院」   野口英世青春通り ~

16.Nov .2008
 野口英世青春通り・・私が住んでいたときは、普通の舗装道路でしたが近年は、歩道を拡幅して、車道を狭く全面装飾タイル貼りの道路に生まれ変わりました。一見、終日歩行者天国のように見えますが、車が通ります。
 1936年(昭和11)竣工の旧・黒河内胃腸病医院(会津若松市歴史的景観指定建造物)が建っています。モダンなつくりですね。後側が本宅ですが、こちらも凄いです・・笑。
 塀が那智黒石という石が使われており、黒光りする塀だけでもたいしたもんだぁ~であります。

 PENTAX Z-1p /FAJ  18-35mmF4-5.6AL / ARISTA Premium 400 / Pyrocat-MC (20℃14分)


PENTAX Z-1p /FAJ  18-35mmF4-5.6AL / ARISTA
Premium 400 / Pyrocat-MC (20℃14分)




~ 「旧・会陽医院 」       野口英世青春通り ~

15.Nov .2008
 大町通りを更に南進していきます。住居表示は、大町から中町にかわります。私が会津若松に住んでいたときから黒漆喰の喫茶店「會津壱番館」として使われていましたが、明治17年「第六十銀行」として建てられ五年後に閉店、明治24年から会陽医院として使われた建物です。
 
野口英世の火傷でくっついた指を1本づづ開いた手術を行ったのがこの病院です。手術後、医学の道へ進もうと決意して、この病院の書生として青春時代を送ります。
 側面に屋根の勾配の跡がありますが、この建物、戦後は、新聞店、電器店、オートバイ販売店等が入り改造されその後は、倉庫になってボロボロの状態で、隣にはガソリンスタンドまで建っていましたが、東京出身の現オーナーが自費で昭和57年から隣接のガソリンスタンドの撤去、建物の復元改修したものです。
 PENTAX Z-1p /FAJ  18-35mmF4-5.6AL / ARISTA Premium 400 / Pyrocat-MC (20℃13分)


PENTAX Z-1p /FAJ  18-35mmF4-5.6AL / ARISTA
Premium 400 / Pyrocat-MC (20℃14分)




~「旧・郡山商業銀行若松支店 」会津若松市大町四つ角 ~

14.Nov .2008
 大町四つ角の北西の角に建つ、1921年(大正10年)竣工の「旧・郡山商業銀行若松支店」です。RC2階建、半地下1階のアールデコ調のモダンな建物です。
 
RCですが、レンガタイルが貼られていて、中央のレリーフ(メダリオン?)がひときわ目立ちます。現在は、「四つ角大正館」と名前がついていますが、以前は「会津西洋館」だったかなぁ・・笑
 PENTAX Z-1p /FAJ  18-35mmF4-5.6AL / ARISTA Premium 400 / Pyrocat-MC (20℃14分)


PENTAX Z-1p /FAJ  18-35mmF4-5.6AL / ARISTA
Premium 400 / Pyrocat-MC (20℃14分)




~ 「大町四つ角 」       会津若松市 大町通り ~

13.Nov .2008
 縦位置の信号機が見えてきました。鈎の手状になっている「大町四つ角」です。この交差点から、二階建ての商家の並びが中規模ビルへと変わります。
 交差点を左に行けば、会津商人が店を構えたいと憧れた「一之町」、右が「七日町通り」で白木屋さん等の建物があります。直進が、近年、野口英世ゆかりの道として「野口英世青春通り」と呼ばれておりますが、手の手術をした旧・会陽医院が残っています。
 左の店蔵は、明治時代からの店蔵で、山口薬局さんで、その隣が大正10年(1921年)竣工の「旧・郡山商業銀行若松支店」です。
 PENTAX Z-1p /FAJ  18-35mmF4-5.6AL / ARISTA Premium 400 / Pyrocat-MC (20℃14分)


PENTAX Z-1p /FAJ  18-35mmF4-5.6AL / ARISTA
Premium 400 / Pyrocat-MC (20℃14分)




~ 「小野寺漆器店 」         会津若松市 大町 ~

12.Nov .2008
 大町通りをブラブラと・・・小野寺漆器店の前をとおります。
建築年は、明治元年の店蔵です。松の木の隣家が明治10年に建てられた大島半兵衛商店(漆器店)の店蔵です。(2店ともH9年に市歴史的景観指定建物になりました・・行政が関わりました・・めでたしめでたし)
 芦名時代からの続いた商業のメインストリートが大町通りであったことを現代に伝えています。
 商店街というと、生鮮品を扱うお店は?となりますが、見あたらないのですよ。不思議ですね。
 PENTAX Z-1p /FAJ  18-35mmF4-5.6AL / ARISTA Premium 400 / Pyrocat-MC (20℃14分)


PENTAX Z-1p /FAJ  18-35mmF4-5.6AL / ARISTA
Premium 400 / Pyrocat-MC (20℃14分)




~ 「大町通り 」           会津若松市 大町 ~

11.Nov .2008
 11月4日に4時間ほどブラブラと会津若松の街を撮り歩いたモノクロのスキャンが終わったので、まとめてみることにしました。
 義弟の出勤にあわせて、8時30分頃、会津若松駅裏に到着、義弟はお仕事へ、わたしは、ブラ撮りへ・・・まずは、大町通りを南へ歩いていくことにしました。
 会津若松市は、空襲を受けていないため、幕末から昭和という建物が数多く残っています。幕末以前の建物は・・というと、戊辰戦争で、かの白虎隊の自刃のシーンで「お城が燃えている・・」と隊士が見間違ったという市中の火災で灰燼と期しているのです。
 30年前、私が住んでいた頃の大町通り商店街も衰退の陰りがありましたが、近年、観光都市化へ力を入れはじめ生まれ変わろうとしています。七日町の成功が大町通りへも波及しているようですが、朝早いこともありすれ違うのは、街の住民のお年寄りばかりです。
 PENTAX Z-1p /FAJ  18-35mmF4-5.6AL / ARISTA Premium 400 / Pyrocat-MC


PENTAX Z-1p /FAJ  18-35mmF4-5.6AL / ARISTA
Premium 400 / Pyrocat-MC (20℃14分
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~「Pyrocat-MC現像 」 会津若松市 白木屋漆器店 ~

10.Nov .2008
 日渡りしてしまいましたが、会津若松編デジからモノクロへ、場所も大町四つ角から七日町通りに戻って・・白木屋漆器店です。
 若干の歪曲収差はありますが、なかなかの描写をしてくれました。
 現像は、今回初挑戦!PYROCAT-MC 20℃14分 SCRさんから頂いたA液5cc+B液5cc+水490ccです。ネガは薄くありりゃ時間間違えて現像不足かな?と思ったんですが、師匠のおっしゃっている通り、スキャンするとこの通り・・バッチリでした。ちなみに20℃13分もやってみました。撹拌等はいつものD76と同じで、最初30秒連続撹拌、後は1分ごとに2回の90℃転倒撹拌でした。紙焼きはいずれ行う予定ですが、いけそうです。
 PENTAX Z-1p /FAJ  18-35mmF4-5.6AL / ARISTA Premium 400 / Pyrocat-MC (20℃14分)


PENTAX K20D /TAMRON AF 18-200mm
F3.5-6.3 XR DiⅡ




~ 「 会津若松市役所へ 」 会津若松市 馬場町通り ~

08.Nov .2008
 大町通りから1本上がると中央通り、そしてまた1本上がると馬場町通りとなります。木造、モルタル、RCなど新旧の建物がつづいています。
 この通りお城の方に向かっていくと、T字路になって、眼前にドーンとRC3階建、1937年(昭和12年)竣工の会津若松市役所が見えてきます。だいぶ老朽化しているのですが現役でまだ使われています。
 ここも道幅は狭いし車は通るはで、道の真ん中でカメラを構えるわけにはいかず、とにかく庁舎へ向かって歩いていくことにします。 
 この光景、私にとってもすご~く懐かしい光景なんですよ。
 PENTAX K20D /TAMRON AF 18-200mm F3.5-6.3 XR DiⅡ


PENTAX K20D /TAMRON AF 18-200mm
F3.5-6.3 XR DiⅡ




~ 「 大正&昭和 」 福島県会津若松市 大町四つ角 ~

07.Nov .2008
 会津若松駅前から、大町通りを抜けると城下町らしい鈎の手状に交差している「大町四つ角」があります。藩政時代は高札が掲げられて「札の辻」と言われていました。会津五街道の中で、越後、米沢、南山街道が重複する城下防衛の要衝でもあり、歴史を感じさせる建物が空襲を受けていないこともあり現存しています。
 ギリシャ様式の列柱が目を引くのが現・滝谷建設工業会津若松支店で、竣工は、1927年(昭和2年)、旧・郡山橋本銀行若松支店として建てられましたが世界恐慌で開店できず、1935年(昭和10年)~1980年(昭和55年)まで、旧・第四銀行若松支店として使われていました。
 そのとなり瓦屋根の建物が創業慶安年間という会津漆器の老舗「白木屋漆器店」で、竣工は、1914年(大正3年)です。建物正面から撮らんかい!といわれそうですが、道路の幅員が狭く、お向かいの店にぺったり身体をつけても銀塩18mmでやっとなんです・・涙 
 PENTAX K20D /TAMRON AF 18-200mm F3.5-6.3 XR DiⅡ


PENTAX K20D /TAMRON AF 18-200mm
F3.5-6.3 XR DiⅡ




~ 「 深まりし秋 」      福島県猪苗代町 天鏡閣 ~

06.Nov .2008
 1日目は、猪苗代町から会津若松で昼食を食べて、歩き回ろうと思ったのですが、ますます曇ってきて、翌日に歩き回ることにしました。
 25年ぶりに訪れた天鏡閣は、手入れもきちんとされていてそのまま時を刻んでいました。
 モミジも、もうすぐ散ってしまうのでしょう。風に揺れていました・・・泊まり勤務で明け番から、いよいよ会津若松編に入ります。
 PENTAX K20D /TAMRON AF 18-200mm F3.5-6.3 XR DiⅡ


PENTAX K20D /smc PENTAX FA 43mm
F1.9 Limited




~ 「 天鏡閣 本館 」      福島県猪苗代町 天鏡閣 ~

05.Nov .2008
 表門から、カーブした緩やかな上り坂を進むと、木造2階建、一部3階八角塔屋付きの本館(国指定重文)前の広場に出ます。
 こぢんまりした様な形ですが、このヴァルコニーのある面が玄関になります。施主は有栖川家なのですが、設計者は誰だろう・・と思ったのですが、不詳だそうです。
 建物は、ルネッサンス様式を取り入れて・・ポーツマスのオイスターベイの建物を手本にした」ともいわれていますが・・擬洋風建築とは異なるアメリカンの匂いがプンプンします・・・笑。
 今回内部には入っていませんが、25年前に見たときは、各部屋の陶製のマントルピースの飾り、洋式トイレやバスタブの金具は金メッキ、絨毯は厚くてフカフカだった記憶があります。明治の調度品とは思えないほどの豪華さでした。宮家だから当たり前?
 PENTAX K20D /smc PENTAX FAJ18-35mm F4-5.6 AL


PENTAX K20D /smc PENTAX FA 43mm
F1.9 Limited




~ 「 表門 」         福島県猪苗代町 天鏡閣 ~

04.Nov .2008
 会津若松の近代建築撮影に行って来ました・・・が、天候は、3日、4日とも厚い雲も覆われて、時折、雨が降ったり止んだり・・おまけに風も空いていて・・寒くて・・最悪のコンディションでした。
 会津若松市に入る前に、猪苗代湖を見下ろす場所に建つ、竣工・明治41年、有栖川宮威仁親王の別邸として建てられた「天鏡閣」に寄ってみました。この建物、有栖川家所有から高松宮家の所有になり、現在は福島県の所有になっています。
 時の流れは、見えていた猪苗代湖の湖面も木々が大きくなり山の中の建つ別邸の様を呈して湖面は現在は見えません。
 さて、この表門・・レンガ造りで建物と同じく竣工されましたが、門柱の上には、四角のカバーで保護されていますが灯具が乗っているんですね。 明治期の門柱の上に、配管の残骸があるのに出くわしますが、こうした灯具が載っていたということがわかりました(^_^)v
 PENTAX K20D /smc PENTAX FA 43mm F1.9 Limited


OLYMPUS μ /35mm F3.5 /ARISTA Premium 400
/D76(20℃ 7分45秒)




~ 「 7分45秒 」        宮城野区 仙台港後背地 ~

03.Nov .2008
 先月は、南会津に行ったり、東京へ行ったり・・そしてま会津若松へ行きます。行く前にまた現像テストを
 フィルムは、ARISTA400を使う予定ですから、現像時間を今回15秒ほど切り上げてみました・・現像液は、いつものD-76うなぎのタレですが、ちょっと眠いかな?ですが、カメラはOLYMPUSμ、ガラス越の撮影、仙台港の港口は、雲の間だから日が差していますから輝度差もあります。条件的には厳しかもですね。
 で、結論的には、標準8分が無難かな?と思う次第であります。個人的にはトライXのD-76のデータでOKのような気がします。
 OLYMPUS μ /35mm F3.5 /ARISTA Premium 400 /D76(20℃ 7分45秒)


PENTAX K20D /TAMRON AF 18-200mm
F3.5-6.3 XR DiⅡ




~ 「 薪 」            福島県下郷町 天翔窯 ~

02.Nov .2008
 薪・・・これだけ割るのも大変だろうなぁ~。長さは、電動ノコでも切れるから・・それともノコギリかな・・でも大変そう。それを割るのは薪割りだろうなぁ~・・・木材は赤松かなぁ~?陶芸用かな?薪ストーヴ用かな?
 そういえば、子供の頃、お風呂が鉄砲風呂の時、風呂焚きをしたっけなぁ。近くにあった線路班(保線)の詰所から、廃棄用の枕木をもらって薪割りでカコーンと割って・・・ポイント用の枕木はヒノキで、割りやすくて燃えるときいい匂いがしたっけ・・普通の枕木はコールタールが塗られた栗の木材で、節があって焚くと石炭みたいな匂いと真っ黒い煙が出たっけ・・笑。そんな子供の頃を思い出しました。
 PENTAX K20D /TAMRON AF 18-200mm F3.5-6.3 XR DiⅡ

PENTAX K20D /TAMRON AF 18-200mm
F3.5-6.3 XR DiⅡ




~ 「 寒くなりました 」      福島県下郷町 天翔窯 ~

01.Nov .2008
 
今日から11月・・最低気温が6℃・・日中もあまり気温は上がりませんで16℃でした。仕事によって体温調整というか、中に何を着ていくか?悩む季節です・・風邪ひきたくないので・・笑
 ここのところ先月出かけていったデジ絵が多いのですが、モノクロフィルムのアリスタの現像時間をいろいろ試しています。おおむね8分弱で問題はないと思うのですが、20℃7分45秒ではどうかなんて・・笑。
 この楊子たてのようにの~んびり、あ~んぐりしながら、バシャパシャしていきたいと思います。
 PENTAX K20D /TAMRON AF 18-200mm F3.5-6.3 XR DiⅡ

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