亜哉の2009年11月の「写真日記」
亜哉が撮った11月分の「写真日記」をまとめたページです。
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ZENZA-BRONICA ETRS / ZENZANON MC 150mm F4.0 /
PRESTO /D76 20℃ 7分30秒




~ 「 舞妓はぁ~ん 」          知恩院・友禅苑  ~

30. Nov .2009
 現像日ということで、有休をとっていましたが、モノクロ現像は終わったものの、カラーは2日の明け番でやることにしました。
 今回は、舞妓さん4人、芸妓さん1人の中で、どういうわけかこの「つる葉ちゃん」のカットが圧倒的に多いのですが・・笑。
 645で、150mmだと近づいてもこんな感じで、もちょっと寄りたいとなると200mm開放が4.6かぁ、250mmだと開放6.5お天気とにらめっこですよね。荷物は増やしたくないし・・次回は200mmで決め!・・笑
 デジだとテレ側は250mmが欲しかったです~。銀塩一眼なら300mm・・・重くなりすぎですぅ・・笑
 ZENZA-BRONICA ETRS / ZENZANON MC 150mm F4.0 / PRESTO /D76 20℃ 7分30秒

PENTAX K-20D / TAMRON AF 18-200mm
F3.5-6.3 XR DiⅡ




~ 「 舞妓はぁ~ん 」          京都・知恩院  ~

29. Nov .2009
 28日~29日、京都オフへ参加してきました。MADAMさん、ebatomさん、forestarさん、本当にお世話になりました。
 28日は、「嵐電1日フリーきっぷ」であっちこっちへ、29日は知恩院友禅苑で「舞妓はぁ~ん」の撮影会(正式には「第4回舞妓ともみじ大撮影会」)をメインにして、とにかく歩き回りました・・・笑。
 いや~、ホントにみなさんタフです。なんせ2日間で3万歩くらいは歩いていますから・・笑。
 さて、私にとっての初めての「舞妓はぁ~ん」ですが、左が、舞妓の「小扇ちゃん」、右が、昨年は舞妓でしたが襟かえをして芸妓になった「琴葉さん」です。もっとしっとりした感じをUPすべきなのかもしれませんが・・・・中判モノクロ・カラーネガは現像するまでまってね~。
 PENTAX K-20D /TAMRON AF 18-200mm F3.5-6.3 XR DiⅡ

PENTAX K-20D / PENTAX  FAJ  18-35mmF4-5.6AL



~ 「 舞妓はぁ~ん 」          DOMKE  ~

27. Nov .2009
 奥がいつものF-1X、手前が軽装用のF-3なのですが、今回は、中判とデジイチだけなので、F-3でも良いと思ったのですが、着替えを入れたら、余裕なし・・笑。ということで、今回もF-1に入れていくことにしました。帰りの荷物が増えても安心です・・笑。
 バックは、空港で、あの回転寿司のバケモノに荷物が乗って出てくるまでの時間が嫌なので・・一つにして機内持ち込みにします。
 仙台も今日までは、17℃~15℃の小春日和の日が続きましたが明日からは平年並みの気温10℃になるようですが、京都の最低気温が仙台の最高気温・・暖かいようです。

 PENTAX K-20D / PENTAX  FAJ  18-35mmF4-5.6AL

ZENZA-BRONICA ETRS / ZENZANON MC 75mm F2.8 /
PRESTO /D76  20℃ 7分30秒




~ 「 窓 」            旧登米警察署 ~

25. Nov .2009
 一区切りつけたはずの登米町がまた出てきてしまいましたが・・笑。
上下窓に映り込んだ近代建築・・・何気ない光景なんだけど、やっぱ中判・・・って思ってしまうんですよね。
 そんなわけで、車で移動する場合は、カメラは何でも有りなのですが、これが列車・飛行機、国外に出たことはないのですが、海外ならと考えると・・いろいろ悩んでしまうんです。
 今回もメインとサブ機は、決まっても、もう1台どうしようか・・コンパクトで速射に強くて、伸ばしにも耐えられる・・なんて条件つけると、レンズは、こっちよりあっちなんて考えて・・・遠足でどのオヤツを持っていくかみたいな感じになってしまいます・・・笑。
 ZENZA-BRONICA ETRS / ZENZANON MC 75mm F2.8 / PRESTO /D76 20℃ 7分30秒 

ZENZA-BRONICA ETRS / ZENZANON MC 75mm F2.8 /
PRESTO /D76  20℃ 7分30秒




~ 「 コーヒーブレイク 」     南三陸町 H観洋 ~

23. Nov .2009
 ロビーで、一杯のコーヒー・・まぁ、たまにはいいか!ですが・・笑。
22日の朝は、気温0℃、初霜は、昨年より16日遅く、初氷は、昨年より6日遅い・・なんてニュースで言っていましたが、本日の日中は気温15℃、暖かいなぁ、暖かいのは良いなぁとつくづく感じました。
 このところの冷えで、身体がガチガチ、片方の筋肉が固くなれば、片方がつっぱったり、仙骨まで影響がでたり、腰に悪さを始めました。 以前だと即ブロック注射なんて考えましたが、現在は、鍼灸院のともさんのところでマッサージやら鍼でほぐしてもらっています。
 身体もコーヒーブレイクで、だいぶほぐれてきました。京都行きまで、後2回ほど施術してもらって、あとは、ひとっ飛び~。
 カメラは、ETRSに50mmと150mm、サブは、デジイチにズーム1本で決めっ!APS1台もっていこうかな・・なんてね。
 ZENZA-BRONICA ETRS / ZENZANON MC 75mm F2.8 / PRESTO /D76 20℃ 7分30秒 

ZENZA-BRONICA ETRS / ZENZANON MC 75mm F2.8
/ PRESTO /D76  20℃ 7分30秒




~ 「 旧・鈴木家住宅 」         登米町 三日町 ~

22. Nov .2009
 登米町編も本日分で一区切り・・・ざっと1時間をフルに使って撮ってみましたが、武家屋敷を見ても、この旧鈴木家「春蘭亭」のあるところは大身の武家屋敷、もう少し格式の低かった武士達の住んでいた町並みも当然残っています。
 また、かつて栄えた川港や味噌醤油の醸造元の蔵並み、瀬峰-登米間を走っていた軽便鉄道・仙北鉄道登米線の遺構も未調査ですし、寺社もです。それらが小さな町の中に凝縮されているような登米町、春には、また行ってみたいと思っています。
 本日までおつき合いくださいましてありがとうございます。
 ZENZA-BRONICA ETRS / ZENZANON MC 75mm F2.8 / PRESTO /D76 20℃ 7分30秒 

ZENZA-BRONICA ETRS / ZENZANON MC 75mm F2.8 /
PRESTO /D76  20℃ 7分30秒




~ 「 海老喜醸造店 」         登米町 三日町 ~

21. Nov .2009
 創業1833年(天保4年)ですから、創業以来176年老舗、味噌・醤油醸造元の「海老喜」です(日本酒も造っています)。近年、使っていない蔵を「蔵の資料館」として公開して、観光客も多く訪れています。 当然ながら、醸造蔵や旧店舗の方が趣があるんですが、地元の人が自転車でお買い物に来ていたので・・こちらを先に撮ったら・・フィルム持参した6本使い切っちゃった・・涙
 20年前に訪れたときは、味噌か醤油ソフトクリームがあったのですが、今では、いろいろレパトリーも広がったようです。次回は、ここも、じっくりおじゃましようと思っています。日本酒の醸造元の見学はしても味噌・醤油の醸造蔵はまだ見たことがありませんから。
 ZENZA-BRONICA ETRS / ZENZANON MC 75mm F2.8 / PRESTO /D76 20℃ 7分30秒 

ZENZA-BRONICA ETRS / ZENZANON MC 75mm F2.8 /
PRESTO /D76  20℃ 7分30秒




~ 「 蔵が並ぶ 」         登米町 三日町 ~

20. Nov .2009
 もう少し通りを進めば、ぐにゃっとゆるやかなS字カーブを描いて荒町へ向かうところなのですが、私の自由時間は1時間なので、蔀戸の商家から戻ることにしました。
 通りの向かい側にも立派な蔵が並んでいます。漆喰の壁にヒビが入っていますが、地震の影響なのそれとも以前からなのかはわかりませんが・・持ちこたえています。
 ブラ撮りしながら歩いてきた一関街道沿いの三日町、人がごっちゃり溢れている旧登米高等尋常小学校の通りとは比べものにならないほど観光客の姿はありません。それも、登米の現実の姿なのかもしれません。
 ZENZA-BRONICA ETRS / ZENZANON MC 75mm F2.8 / PRESTO /D76 20℃ 7分30秒 

ZENZA-BRONICA ETRS / ZENZANON MC 50mm F2.8 /
PRESTO /D76  20℃ 7分30秒




~ 「 ひょっとして? 」         登米町 三日町 ~

19. Nov .2009
 千葉作呉服店の隣の店、間口が板でふさがっていますね。でも、コンパネとかではないですね。ひょっとして・・・・。まさかねぇ・・。
 今まで、登米町の旧商人町を見てきましたが、間口は、アルミサツシ、木枠のガラス引き戸とまるで年代順で見ているような感じでしたが、ここへきて、それ以前のモノと出会うとは・・・それも非常に状態がよさそうです。
 それは、「蔀戸=しとみど」おどろきましたね・・いつごろ建てられた建物なのでしょうね。
 ZENZA-BRONICA ETRS / ZENZANON MC 50mm F2.8 / PRESTO /D76 20℃ 7分30秒 

ZENZA-BRONICA ETRS / ZENZANON MC 50mm F2.8 /
PRESTO /D76  20℃ 7分30秒




~ 「 店蔵と町屋 」         登米町 三日町 ~

18. Nov .2009
 佐々木精肉店の隣が、千葉作呉服店の店蔵、その隣は九日町で見つけた同じ形態の町屋3軒が並んでいます。
 この呉服屋さんの店蔵、明治44年からの現役。よく手入れされています。
 このあたりまで進んで、ちょっと疑問に思ったのですが、なぜこのように店蔵やら町屋がのこっているんだろうかと・・確かに空襲を受けていない町であり、残っていても不思議ではないのですが、残すべき建物が残っている・・・ひょっとして景観条例や町並み保全のための補助がでているのではないかと・・・確かに、通り1本とかという単位ではなく点在の町並みではありますが・・・、行政先行で観光地化が行われたのではないかと思うのであります・・・調べてみようかな?
 ZENZA-BRONICA ETRS / ZENZANON MC 50mm F2.8 / PRESTO /D76 20℃ 7分30秒 

ZENZA-BRONICA ETRS / ZENZANON MC 75mm F2.8 /
PRESTO /D76  20℃ 7分30秒




~ 「ミステリアス 」         登米町 三日町 ~

17. Nov .2009
 昨日UPした木枠のガラス戸、ガラスが1枚割れていました、もう住んでいる人はいないのでしょうか?
 その隣のお店は、何屋さんでしょうね。ちょっと見ると電気店かなぁとも思うのですが、磨かれたガラス戸のカーテンが半分開いていますね。
 割れたガラス戸、半分開いたカーテン・・ミステリアスですね・笑。
 ZENZA-BRONICA ETRS / ZENZANON MC 75mm F2.8 / PRESTO /D76 20℃ 7分30秒 

ZENZA-BRONICA ETRS / ZENZANON MC 50mm F2.8 /
PRESTO /D76  20℃ 7分30秒




~ 「旧・千鳥湯 」         登米町 三日町 ~

16. Nov .2009
 七日町と三日町を分ける一関街道交差点から見えていた気になる建物・・交差点をわたって振り返ってよく見ると・・波板トタンの嵐のようですが、2階に小さな窓が見えます。
 一階に小さな行灯が一つ、そこには「千鳥湯」と書かれ、自転車が1台ありましたが、・・・閉業しちゃったようです。
 その隣の店舗・・・木枠の引き戸が連なっていますが、空き店舗になっているようです。九日町通りでアルミサッシ化してある店舗を見てきましたが、以前は、このような引き戸が付いていたことが想像つきます。またひとつ以前の商人町の原型に近い建物を見ることができました。
  ZENZA-BRONICA ETRS / ZENZANON MC 50mm F2.8 / PRESTO /D76 20℃ 7分30秒 

ZENZA-BRONICA ETRS / ZENZANON MC 50mm F2.8 /
PRESTO /D76  20℃ 7分30秒




~ 「角の店蔵 」         登米町 三日町 ~

15. Nov .2009
 この交差点、右に行く北上川に架かる登米大橋で、渡ると石巻方面へ行きます。直進すると一関方面へ・・・これが一関街道です。
 橋を渡ってすぐ目に付く土蔵づくりの店蔵ですが、痛みがすすんでいます。2階の窓が少し大きいですが、ガラス引き戸が凝った造りになって残っています。1階はトタンで覆われて外壁が見えません。
 町名は、ここから三日町と変わり、九日町より古い建物が見えています。もう少し一関街道を進んでいって見ようと思います。
  ZENZA-BRONICA ETRS / ZENZANON MC 50mm F2.8 / PRESTO /D76 20℃ 7分30秒 

ZENZA-BRONICA ETRS / ZENZANON MC 75mm F2.8 /
PRESTO /D76  20℃ 7分30秒




~ 「お馬さんが通る 」         登米町 九日町 ~

14. Nov .2009
 後ろから、パッカポッコと軽快な音が聞こえてきました・・ちょうど連休だったので2頭立ての遊覧馬車がやってきました。
 軽車両扱いなので、交差点が赤なら止まり、右左折の時は、方向指示器も操作しますね。
 この馬車、いつもは隣の岩手県一関市の厳美渓の観光用で走っていますが、たまたま登米のイベントにきていたようです。
 近くで見るとやっぱりカワイイですね。アスファルトの道なので走りにくそうでしたが、この先の交差点から、お馬さんは左折、私は一関街道へ直進します。
  ZENZA-BRONICA ETRS / ZENZANON MC 75mm F2.8 / PRESTO /D76 20℃ 7分30秒 

ZENZA-BRONICA ETRS / ZENZANON MC 75mm F2.8 /
PRESTO /D76  20℃ 7分30秒




~ 「時の流れ 」         登米町 九日町 ~

13. Nov .2009
 あれっ、右側の棟割り土蔵造りの店蔵・・2階の窓って、先ほど通ってきたところと同じですね。1階部分は、サッシ化されていますが、2階部分は、木枠のガラス戸が入っているようです。
 漆喰壁も一部はげ落ちていますが、こちらの方が原型を保っているようです。
 お隣は、昭和初期~30年頃までの建物でしょうか・・旧商人町の変革を見ているようです。
  ZENZA-BRONICA ETRS / ZENZANON MC 75mm F2.8 / PRESTO /D76 20℃ 7分30秒 

ZENZA-BRONICA ETRS / ZENZANON MC 50mm F2.8 /
PRESTO /D76  20℃ 7分30秒




~ 「旧(株)鈴彦 」         登米町 九日町 ~

12. Nov .2009
 立派な店蔵が現れました。看板には「(株)鈴彦」・・あれっ、この会社名ちょっと記憶にあります・・確か、薬の卸を扱っていた会社のようですが、玄関のガラス戸には「ヤマカノ醸造」って書いてあります。
 調べたら、鈴彦商店の創業は江戸期、明治に入って醤油・味噌などの醸造業もはじめて、戦後はヤマカノ醸造を分離、薬品業に専念し、現在は「バイタルネット」と社名変更したということです。その創業当時からの建物がここになるわけですね。へぇ登米町が発祥地だったんだぁ~
 それで、看板は「鈴彦」でガラス戸には「ヤマカノ」でWネームの建物なわけですね。
  ZENZA-BRONICA ETRS / ZENZANON MC 50mm F2.8 / PRESTO /D76 20℃ 7分30秒 

ZENZA-BRONICA ETRS / ZENZANON MC 50mm F2.8 /
PRESTO /D76  20℃ 7分30秒




~ 「古くて新しい店蔵 」         登米町 九日町 ~

11. Nov .2009
 店蔵造り風のこじゃれた新しい建物かと思ったら、元からの棟割りの店蔵だそうで、窓や入り口をサッシ化しただけの建物でした・・汗。
 登米の旧商人町ではこのような店蔵が以前はもっとあったそうですが、現在は、このような形でここだけ残っています。
  ZENZA-BRONICA ETRS / ZENZANON MC 50mm F2.8 / PRESTO /D76 20℃ 7分30秒 

ZENZA-BRONICA ETRS / ZENZANON MC 50mm F2.8 /
PRESTO /D76  20℃ 7分30秒




~ 「町屋が続く 」          登米町 九日町 ~

10. Nov .2009
 以前は、このような町屋がずらっ~と並んでいたとのこと、目新しい建物もあれば、昭和より遡る建物も残っています。
 ここも、一見すると棟割りの商家かと思いますが、完全に別棟になっているようです。用は、昔の税金対策で、間口の広さによって課税されていたようで、そのため、商人町の特徴は、間口が狭くウナギの寝床のようなようになっているとのことです。
  ZENZA-BRONICA ETRS / ZENZANON MC 50mm F2.8 / PRESTO /D76 20℃ 7分30秒 

ZENZA-BRONICA ETRS / ZENZANON MC 50mm F2.8 /
PRESTO /D76  20℃ 7分30秒




~ 「町屋の通りへ 」          登米町 九日町 ~

09. Nov .2009
 旧・登米警察署から、北へ折れて九日町へ、ここから町屋が並びますが、ここは以前は車でサーーッと通っただけ、今回徒歩で歩くと・・
 昭和初期の建物が並んでいます。手前が岩淵呉服店、その隣が星ピアノ教室、・・これだけ並んでいると圧巻ですね・・
 何軒か先に「いわぶち呉服店」というのがありますから、こちらは旧店舗なのかもしれませんね。ピアノ教室も別の所に移転したのかシャッターやカーテンが閉まっています。
  ZENZA-BRONICA ETRS / ZENZANON MC 50mm F2.8 / PRESTO /D76 20℃ 7分30秒 

ZENZA-BRONICA ETRS / ZENZANON MC 50mm F2.8 /
PRESTO /D76  20℃ 7分30秒




~ 「旧登米警察署 」          登米町 寺池~

08. Nov .2009
 クランクの路から通りに出て、東に向かうと、1889年(明治22年)竣工の旧登米警察署の前に出ます。この建物、1968年(昭和43年)まで現役の警察署として使われていました。1988年(昭和63年)復元宮城県指定重要文化財となりました。
 設計者は、旧登米高等尋常小学校と同じ宮城県技師・山添喜三郎の設計で、擬洋風建築ながらイオニア式柱頭はほぼ正確で、バルコニーの円の意匠などの特徴をもっています。
 ZENZA-BRONICA ETRS / ZENZANON MC 50mm F2.8 / PRESTO /D76 20℃ 7分30秒 

ZENZA-BRONICA ETRS / ZENZANON MC 50mm F2.8 /
PRESTO /D76  20℃ 7分30秒




~ 「クランクの路 」          登米町 寺池~

07. Nov .2009
 登米武家屋敷の締めは、寺池の武家屋敷通りの終点、城下町の特徴のひとつクランクの路です。
 登米の町は、平泉の藤原氏滅亡後は、葛西氏が治め、石巻城(日和山)から寺池城へ移します。豊臣秀吉の「奥州仕置」後は、木村氏が一時治めますが、悪政と葛西・大崎の家臣団の画策により大規模一揆(葛西大崎一揆・・伊達政宗煽動説がある)が起こり、一揆鎮圧後は、伊達氏の所領になり、伊達一門の白石宗直が登米へ入り、現在の町の原型を作ったといわれています。その後、白石宗直は伊達氏を名乗るのを許され、登米伊達氏として明治維新を迎えるまでに至っています。
 では、葛西氏の建てた寺池城は、どうなっているかというと、奥州仕置後、豊臣方と対峙して佐沼城とともに落城・・・・更に葛西大崎一揆でまた荒廃、白石宗直が入るも「一国一城令」により、城から要害屋敷に作り替えられ、現在の登米簡易裁判所のある本丸の下段に建てられたといわれています。城の遺構は、熊谷家の門として寺池城の裏門が移築されて残っています。
 寺池城ってあそこね・・と気づいたときはすでに帰路についているときで・・また行ってみなくっちゃ・・ちっちゃい町なのに裁判所があるのも、驚きましたが・・笑
 ZENZA-BRONICA ETRS / ZENZANON MC 50mm F2.8 / PRESTO /D76 20℃ 7分30秒 

ZENZA-BRONICA ETRS / ZENZANON MC 75mm F2.8 /
PRESTO /D76  20℃ 7分30秒




~ 「江崎歯科医院 」          登米町 寺池~

06. Nov .2009
 看板だけかと思ったら・・、患者さんは、この三間一戸の四脚門をくぐって、診療を受けることになります。但し、患者さんでもない私が入っていくのは気が引けますね。・・病院は、下見板張りの洋風建築ということだそうで、拝見したい気持ちをグッとこらえてガマンしました・・・涙
 この四脚門以前は、茅葺きで、判りづらいですが妻飾りには、カブラ懸魚が付いています。門扉は、両開き、左側には潜り戸が付いています。登米町観光物産協会によれば、家老職であったということです。
 ZENZA-BRONICA ETRS / ZENZANON MC 75mm F2.8 / PRESTO /D76 20℃ 7分30秒

ZENZA-BRONICA ETRS / ZENZANON MC 75mm F2.8 /
KONIKA MINOLTA 160PS /C-41現像 38℃ 3分20秒 /
漂白 30℃ 7分 /定着fujifix 30℃ 12分




~ 「旧・鈴木家住宅 」          登米町 寺池~

05. Nov .2009
 登米町武家屋敷の中で唯一、一般公開されて、しかも無料休憩所として活用されているのが「春蘭亭」鈴木家住宅です。
 通りから門をくぐって進むと、左に中門があり、正面が主屋の玄関(式台)になります。
 屋根の棟線が道路に対して直交して配される「直ご家形式」と言われる、登米の武家屋敷にはない特徴をもっています。庭に野生の春蘭が春になると咲くことから「春蘭亭」という名前でも呼ばれています。
 ZENZA-BRONICA ETRS / ZENZANON MC 75mm F2.8 / KONIKA MINOLTA 160PS /C-41 現像 38℃ 3分20秒 /漂白 30℃ 7分 /定着fujifix 30℃ 12分

ZENZA-BRONICA ETRS / ZENZANON MC 75mm F2.8 /
PRESTO /D76  20℃ 7分30秒




~ 「亀井家住宅 」          登米町 寺池~

04. Nov .2009
 長屋門のある亀井家住宅です。登米町観光物産協会によれば、代々41石を領した兵法指南役の家柄で、三間一戸の長屋門で左右の壁に霧除庇をかけた出格子窓を張出してある。右の部屋は台所、左は連子格子窓で畳敷の部屋になっているとのことです。
 ここもちょっと通り過ぎてから、あれっ、これ長屋門じゃない・・で振り返ってパシャ・・出格子窓がサッシ化されポスターが張られていたもので見落とすところでした。
 ZENZA-BRONICA ETRS / ZENZANON MC 75mm F2.8 / PRESTO /D76  20℃ 7分30秒

ZENZA-BRONICA ETRS / ZENZANON MC 75mm F2.8 /
PRESTO /D76  7分30秒




~ 「熊谷家住宅 」          登米町 寺池~

03. Nov .2009
 登米伊達家以前に登米を支配していた葛西氏の居舘の裏門を移築したもので江戸期よりより以前に作られた四脚門の変形か薬医門に近い、堅牢なつくりの門を持つ熊谷家です。
 門扉はなく間口は登米町の武家屋敷では最大級、以前は茅葺きであったそうですが、右側と左側では意匠が異なっており、現代に於いても新しい塀と共にモダンなつくりになっています。
 ZENZA-BRONICA ETRS / ZENZANON MC 75mm F2.8 / PRESTO /D76 20℃ 7分30秒

ZENZA-BRONICA ETRS / ZENZANON MC 50mm F2.8 /
KONIKA MINOLTA 160PS /C-41現像 38℃ 3分20秒 /
漂白 30℃ 7分 /定着fujifix 30℃ 12分




~ 「清野家住宅 」          登米町 寺池~

02. Nov .2009
 旧登米高等尋常小学校から、街中を歩いてみます。実は、街中の事前調査はしていなくて・・歩いていく途中で、「そういえば、登米って伊達一門の『登米伊達家』の城下町だったよなぁ」なんて突如思い出したわけで・・ライフワークの街道・・・から離れていたので・・笑。
 立派な門や塀が通りに面しています。角館武家屋敷には及ばないかもしれませんが見応えはありますねぇ~。
 ただ角館と違うのは、全て現在でも子孫の方が住居として使っておられるので、庭先も公開されていないのです。それでも武家の門や塀の趣は維持管理されて十分現代に伝わってきます。
 ZENZA-BRONICA ETRS / ZENZANON MC 50mm F2.8 / KONIKA MINOLTA 160PS /C-41 現像 38℃ 3分20秒 /漂白 30℃ 7分 /定着fujifix 30℃ 12分

ZENZA-BRONICA ETRS / ZENZANON MC 50mm F2.8 /
KONIKA MINOLTA 160PS /C-41現像 38℃ 3分20秒 /
漂白 30℃ 7分 /定着fujifix 30℃ 12分




~ 「旧登米高等尋常小学校 」     登米市・登米町 ~

01. Nov .2009
 今日から、11月ですが、気温もグッと下がって、2日、3日ころは、最低気温2℃の予想・・・ゲロゲロ。
 さて、昨日から紹介している、1888年(明治21年)竣工の擬洋風建築ですが、設計者は、山添喜三郎、当時の宮城県技師で、この町の「旧登米警察署」も彼の設計になっています。
 ヴェランダの柱は角柱ですが、柱頭には、擬洋風にしては、イオニア式とわかる飾りがついていますが、山添喜三郎という技師、明治6年にウィーン万博の日本館の建設に出かけ本場を見ているからだと推察されます。
 ヴェランダを廊下にして、この正面のみ突出させ2階をバルコニーにして切妻型の屋根をのせ白で塗色、正面玄関を強調するなど寒冷地にしては、意匠優先のつくりになっています。
 ZENZA-BRONICA ETRS / ZENZANON MC 50mm F2.8 / KONIKA MINOLTA 160PS /C-41 現像 38℃ 3分20秒 /漂白 30℃ 7分 /定着fujifix 30℃ 12分

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